注(*1)出力mi(kW)は以下により計算する。
(*2)稼動率は、負荷出力合計K(kW)及び負荷の相当出力Mp(kW)を求める際に用いる。
(*3)継続負荷は投入以後の各ステップにおいて継続的に投入負荷として扱われるものを示す。
(*4)電動機出力(mi)により cosθs の値が変わるものについては、次のように出力範囲を区切る。
①:5.5kW未満、②:5.5kW以上11kW未満、③:11kW以上30kW未満、④:30kW以上
(*5)VFO、MM は低圧、高圧共通とする。(VFT は、低圧のみ。)
(*6)MLT 及び VFT の諸元値の出力範囲は、0.75kW以上375kW以下とする。
ア 始動瞬時
イ 始動中
備考 中間値の場合は直近下位の値を、37kWを超え375kW以下のものは37kWの値を使用する。
備考 0.75kW未満のときは、0.75kWの値を、中間値の場合は直近下位の値を、37kWを超えるものは37kWの値を使用する。
備考 37kW未満のときは、37kWの値を、中間値の場合は直近下位の値を、200kWを超えるものは200kWの値を使用する。
【備考】
1.( )内の値は、特別仕様の場合に用いるものとする。
2.KG₃は、K≦50kWの場合には、形式認定を受けた自家発電装置に限りKG₃=1.65 とすることができる。
3.xd’g は、2極機でK≦50kWの場合には、形式認定を受けた自家発電装置に限りxd’g=0.125とすることができる。
4.fv の計算式は、次のとおりとする。
fv₁=1.000-0.120×M₃/K
fv₂=1.000-0.240×M₂’/K
fv₃=1.000-0.240×M₃’/K
通常の場合は、fv₁、fv₂、fv₃=1.0とし、次の条件に全て適合する場合は、次式による。
計算式
fv₁=1.00-0.12×M₃/K
fv₂=1.00-0.24×M₂’/K
fv₃=1.00-0.24×M₃’/K
【備考】
1.短時間過負荷時発電機効率ηg’は上表のηg の値の95%とする。
2.20kVA 未満のときは、20kVA の値を、中間値の場合は直近上位の値を、3125kVA を超えるものは3125 kVA の値とする。
【備考】
1.このε,ν及びaの値は、発電機端子における原動機固有の特性としてこの表に示すとおりである。計画時点で原動機を限定できない場合には、ε,ν及びaの値は、括弧内の値を使用して計算する。
2.この表に示す出力を超える大容量のものについては、当該発電装置の実測値とする。
3.ガスエンジン発電装置で希薄燃焼方式及びガスタービン発電装置で希薄予混合燃焼方式は、当該発電装置の実測値とする。
4.νの値は、ν(15秒)の値を用いる。
5.製造者の保証値を使用する場合は、その値を諸元値として計算を行ってよい。
6.この値は、日本内燃力発電設備協会規格 NEGA G 151-1996(発電機駆動用原動機の負荷投入特性の指針)に準拠して作られており、εは原動機の無負荷時投入許容量(PU)、νは原動機の短時間最大出力(PU)、aは原動機の仮想全負荷時投入許容量(PU)を示す。
7.発電装置出力 24kW以下、ディーゼルエンジン駆動で単一負荷に近い場合等においては、自家発電装置の認定取得者に限り、ε≦1.2、ν≦1.4 とすることができる。