RG₁=1.47D・Sf
D :負荷の需要率
Sf:不平衡負荷による線電流の増加係数
ΔP:単相負荷不平衡分合計出力値(kW)
三相各線間に単相負荷A、B及びC出力値(kW)があり、A≧B≧C の場合、
ΔP=A+B-2C
K:負荷の出力合計(kW)
注:この式を使用する場合は、ΔP/K≦0.3であること
ΔP/K>0.3の場合は、別記3によりSfを求めること
ΔE :発電機端許容電圧降下(PU(自己容量ベース))
Xd’g:負荷投入時における電圧降下を評価したインピーダンス
Ks :負荷の始動方式による係数
Z’m:負荷の始動時インピーダンス(PU)
M2 :始動時の電圧降下が最大となる負荷機器の出力(kW)
全ての始動入力{(ks/Z’m)・mi }の値を計算して、その値が最大となるmiをM₂とする。
K:負荷の出力合計(kW)
fv1 :瞬時周波数低下、電圧降下による負荷投入減少係数(別記6.1.(2)による。 )
KG₃:発電機の短時間(15秒)過電流耐力(PU) (別記6.2による。 )
d :別記6.1.(2)によるベ-ス負荷の需要率
Ks :負荷の始動方式による係数
Z’m :負荷の始動時インピ-ダンス(PU)
M₃ :短時間過電流耐力を最大とする負荷機器の出力(kW)
全ての(始動入力(kVA)-定格入力(kVA))の値が最大となる負荷の出力(kW)
を計算して、その値が最大となるmiをM₃とする。
K :負荷の出力合計(kW)
K:負荷の出力合計(kW)
H:高調波電力合計値(kVA)
R :整流機器の合計値(kW)
R6 :6相全波整流機器の定格出力合計値(kW)
R3 :3相及び単相全波整流機器の定格出力合計値(kW)
hph :移相補正係数
RA :基準相電源の整流器負荷合計値(kW)
RB :30度移相電源の整流器負荷合計値(kW)
RAF:アクティブフィルタ効果容量(kVA)
ACF:アクティブフィルタ定格容量(kVA)
A:A相単相負荷出力値(kW)
B:B相単相負荷出力値(kW)
C:C相単相負荷出力値(kW)
u:単相負荷不平衡係数
ΔP:単相負荷不平衡分合計出力値(kW)
A≧B≧Cの場合
ΔP=A+B-2C
RGは、RG₁、RG₂、RG₃及びRG₄の値の最大のものとする。
RG=max.(RG₁、RG₂、RG₃、RG₄)
5で求めたRGの値が、1.47Dの値に比べて著しく大きい場合には、対象負荷とバランスのとれたRG値を選定するようにし、その値が1.47Dに近づくよう調整すること
この場合における調整は、次により行うこと
1.47D≦RG≦2.2
始動方式の変更を行い(1)の範囲を満足するようにする。
特別な発電機を選定し、(1)の範囲を満足するようにする。
昇降機の制御方式の変更が有効であり、かつ、可能であれば、それを行い、RGの値がより小になるように努める。
選定する発電機定格出力は、RG×K(kVA)以上とする。ただし、RG×K(kVA)の値の95%以上の標準定格値のものがある場合は、それを選ぶことができるものであること
発電機出力係数(RG)の算出方法は、前述のとおりであるが、その具体的算出に当たっては、様式3に示す計算シートを用いるものであること
なお、計算シートを用いた算出の手順は、次によることとし、各算出式に用いる係数等については、別記6の諸元表によること
負荷表の集計結果に基づいて、様式3「自家発電設備出力計算シート(発電機)」(以下「発電機出力計算シート」という。)の所定の欄に当該数値を記入し、発電機出力を算出する。
㊶:D 別記6.1.(2)より求め記入する。
㊷:Sf 下記の計算結果より求め記入する。
㊸:RG₁ 上記の計算結果をRG₁とする。
㉜:ΔP 下記の計算結果より求め記入する。
⑧:K 負荷表の⑧の値を記入する。
㊷:Sf 上記の計算結果をSfとする。
㉙:A 負荷表のA㉙の値を記入する。
㉚:B 負荷表のB㉚の値を記入する。
㉛:C 負荷表のC㉛の値を記入する。
㉜:ΔP 上記の計算結果をΔPとする。
㊹:ΔE 別記6.2より求め記入する。
㊺:xd’g 別記6.2より求め記入する。
㊻:ks/Z'm 負荷表の⑫M₂における⑩ks/Z'mの値を記入する。
⑫M₂ 負荷表の⑫M2の値を記入する。
㊼:RG₂ 上記の計算結果をRG₂とする。
⑮:M₃ 負荷表の⑮M3の値を記入する。
㊱ :fv1 昇降機がある場合は1.0、昇降機がない場合は別記6.2-1より 求め記入する。
㊲ :KG₃ 別記6.2より求め記入する。
㊽:d 別記6.1.(2)より求め記入する。
㊾:ks/Z'm 負荷表の⑮M₃における⑩ks/Z'mの値を記入する。
㊿:RG₃ 上記の計算結果をRG₃とする。