放送区域の用途 | 事務所の会議室 |
内装仕様 |
天井:ロックウール化粧吸音板 床:塩化ビニルタイル 壁:コンクリート、ガラス |
放送区域の寸法 | 間口16m、奥行き16m、高さ3m |
放送区域の壁、床の面積の合計 |
704㎡ |
放送区域の体積 | 768㎥ |
放送区域の平均吸音率 | 0.17(500㎐)、0.31(2k㎐) |
スピーカーの音響パワーレベル | 97dB |
スピーカーの指向係数 | 指向特性区分W |
T=0.161× { 768 / (704×0.17) }=1.03(秒)
○1つのスピーカーで10mを超える範囲を包含する場合であって、残響時間が1秒以上であるときには、明瞭度の確保を図ることが望ましい。
したがって、スピーカーは次式で求めるrの値以下の距離となるように設置することになる。
角度(° ) | 0°~15°未満 | 15°以上30°未満 | 30°以上60°未満 | 60°以上90°未満 |
Q | 5 | 5 | 3 | 0.8 |
r(m) | 16.8 | 16.8 | 13.0 | 6.7 |
○スピーカーの配置図(壁掛型スピーカーを使用する)
○ rの地点での音圧レベル
となり、r以内のエリアでは75dBを満足する。
○ rの距離内に受聴点を配置することから、明瞭度が確保される。