防火区画は、火災が発生した場合に、その火災を局部的な部分に止めて火災の拡大を防止するとともに、建物内にいる人の避難を容易にするものです。
区画すべき目的によって、以下のように区分されています。
防火区画は、一定の性能を有する耐火構造または準耐火構造の壁・床および開口部(防火設備・ダンパーなど)で構成することとされています。
そして、給水管または風道などが防火区画を貫通する場合には、原則として貫通部または近接する部分に防火ダンパーを設けることとされています。
また、面積区画・堅穴区画・異種用途区画に用いられる一般的な防火設備の基準は、次のように定められています。
(参考:日本シャッター・ドア協会)
①常時閉鎖式防火設備
②随時閉鎖式防火設備
③面積区画に関連する防火設備の感知
④堅穴区画・異種用途区画に関連する防火設備の感知
①煙感知自動閉鎖防火設備
②熱感知自動閉鎖防火設備
③煙感知遮煙性能防火設備
(´-`).。oO(3種の煙感知器だけじゃないんですね…。)
(´-`).。oO(防火シャッターの点検記事も併せてどうぞ…。)