避難するための施設としては、避難階段・避難口・避難器具などがあります。
これらの設備を有効に活用するためには、避難者を当該設備のある位置まで安全に誘導しなければなりません。
そこで、“非常照明” や “誘導灯” がその役割を果たしたり、火災で発生した煙による視認障害がもたらす避難困難を回避するための排煙設備の重要性が注目されます。
特殊建築物・高層・大規模な建築物には “非常照明” の設置が義務付けられています。
また、火災時に停電した場合には、自動的に点灯します。
避難が完了するまで、建築物内の温度が上昇しても、床面において1 lx以上の照度を確保できるものとされています。
(´-`).。oO(非常照明は “建築設備” です。)
(´-`).。oO(誘導灯は “消防設備” です。)
“排煙設備” は、特殊建築物・高層・大規模な建築物に、その設置が義務付けられています。