第十三条に規定するもののほか、泡消火設備の設置及び維持に関する技術上の基準は、次のとおりとする。
一 固定式の泡消火設備の泡放出口は、防護対象物の形状、構造、性質、数量又は取扱いの方法に応じ、標準放射量で当該防護対象物の火災を有効に消火することができるように、総務省令で定めるところにより、必要な個数を適当な位置に設けること。
二 移動式の泡消火設備のホース接続口は、すべての防護対象物について、当該防護対象物の各部分から一のホース接続口までの水平距離が15m以下となるように設けること。
三 移動式の泡消火設備の消防用ホースの長さは、当該泡消火設備のホース接続口からの水平距離が15mの範囲内の当該防護対象物の各部分に有効に放射することができる長さとすること。
四 移動式の泡消火設備の泡放射用器具を格納する箱は、ホース接続口から3m以内の距離に設けること。
五 水源の水量又は泡消火薬剤の貯蔵量は、総務省令で定めるところにより、防護対象物の火災を有効に消火することができる量以上の量となるようにすること。
六 泡消火薬剤の貯蔵場所及び加圧送液装置は、点検に便利で、火災の際の延焼のおそれ及び衝撃による損傷のおそれが少なく、かつ、薬剤が変質するおそれが少ない箇所に設けること。ただし、保護のための有効な措置を講じたときは、この限りでない。
七 泡消火設備には、非常電源を附置すること。
泡消火設備の消防検査【前編】では消火ポンプの起動・薬剤混合の方式や性能試験について記していきました。🔍(´∀`*)ウフフ
【後編】ではいよいよ実際に放出試験をする様子や、その時に採集した泡が消防法で定められた性能を満たしているかの計算方法についてまとめていきたいと思います。📝✨
❄(´-`).。oO(発泡した泡消火薬剤混合水溶液が作り出す白銀の世界…、、大変フォトジェニックでした…。。)
2類の消防設備士資格試験を受講される方々も、本記事を事前に見られることでスケール感などをイメージしやすいかと。⛲
さて、"TOKYO国際消防防災展2018【前編】" に引き続きまして、後編の記事となります。📝(^^)/✎
画像左で空を飛んでいるのは "キュータ"君という、東京消防庁のマスコットキャラクターらしいです。🗼
東京消防庁のページに「赤いスーツは、未来の消防服で活動性に優れており、消防の赤のイメージで勇敢さと精悍(せいかん)さを表しています。」と記載されています。🚒❕
どちらかというと "ヘルメットに目が付いている" 所に未来を感じますし、脱いだらどうなるのかと考えると、やはり未来を感じますし、思わずコスモを想像してしまいますね。🌎✨