消防用設備の非常電源として設置される自家発電設備については、消防法により防火対象物の関係者に対して以下の保安規制が課されています。
近年、災害発生時に一部のメンテナンスがされていなかった自家発電設備が動作しなかったことが問題となり、一年に一度の消防用設備の総合点検実施時に行う「負荷運転」を確実に実施しておくことが求められています。
自家発電設備の負荷試験とは、バックアップする容量の電力を消費する状態で自家発電設備を動作させて機器の異常がないかを点検するものです。
負荷試験には、以下の二つの方法があります。
平成30年に528号通知が出るまでは「定格出力の30%以上の負荷をかけて必要な時間連続運転を‥」というルールになっていたので、擬似負荷で試験することが多かったです。
しかし、現在は自家発電設備でバックアップする消防用設備等を動作させる際の負荷で試験を行っても差し支えないという制度に改められた為、建物に設置されている消防用設備等を利用した実負荷試験を行った方が費用が割安で済む場合が多いです。
弊社では、実負荷試験および擬似負荷試験の両方を実施できますから、お客様にとって割安かつメリットの大きい方をご提案させて頂きます。
大阪北部地震の際、国立循環器病研究センターの非常用自家発電設備が動作せず、一時的な停電が発生した事例がありました。
参考:病院が有する非常用電源に係わる保安検査の実施の徹底について
自家発電設備の負荷運転未実施で異常が起こると、事業者に責任が及びます。有事の際に問題なく動作するかという法定点検を適切に行うことは必要不可欠です。
実績豊富な弊社にお任せ下さいませ。
自家発電設備の「負荷運転」にまつわる法改正があってから、しばらく時が流れましたが、未だに『30%以上の負荷をかけて試験が義務づけられ‥』といった “誤情報” を片手に飛び込み営業に来られる業者さんがいらっしゃいます。💔(;´Д`)💨
当ブログは、以下の様な読者さんを想定しています。💡👷💭
情報を取って割安サービスを実施しましょう、お客様の為に!👛
スプリンクラー設備や屋内・屋外消火栓などの動力200Vの電源を使用する消防用設備等が設置されている “特定防火対象物” のうち、延べ面積が1,000㎡以上のものは、「自家発電設備」「蓄電池設備」「燃料電池設備」を設置する…という事は前ブログ “非常電源を専用受電から自家発に交換” でも記載させて頂きました通りです。🔋(;´Д`)👌✨
弊社も毎年7台ほど自家発電設備の新設工事に携わりますから、今回はその模様を写真と共に軽く紹介させて頂きます。📷⚡
🎫(´-`).。oO(以下に特種電気工事資格者の独占業務である施工について‥、、自家用発電機専門技術者が解説していきます…!!)
前ブログ “自家発の負荷運転【湿式】” では、地上のキュービクル式の自家発電設備であり、かつ水源が近くにあったという事で “湿式” の負荷運転試験を行ったという背景がありました。⛲✨
ただ、キュービクル式の自家発電設備は建物の屋上部分に設置されていることも多く、給水源が無かったり大きい水槽を持っていけなかったりします。🏢(;´Д`)💦
そういうわけで殆どの場合、本記事で紹介させて頂きます “乾式” の負荷運転試験を行うこととなります。🌀❕
✍(´-`).。oO(ファンで風を送って熱を逃すんです…。。)
平成30年の6月1日に点検要領が大きく改正されたことで、注目度が高まっている自家発電設備の負荷運転を行いました。🔋✨
前記事 “防災屋2.0への挑戦” でも少し触れましたが、停電が起こる様な大きな災害がある度に「メンテナンスされていなかった自家発が動かなかった」というような報道がされ、今年も大阪市北区を中心に起こった地震の際に同様のニュースが流れました。📰
参考:毎日新聞
今回は地上に設置され、かつ水源も確保できたことから水中にヒーターを入れて熱エネルギーを放出させる “湿式” にて自家発の負荷運転試験を行った模様を紹介させて頂きます。
✍(´-`).。oO(条件が揃わなければ…、、“乾式” に…。。)
(5)項ロ 共同住宅から、(5)項イ ホテル・民泊などへの用途変更を望まれる方が、それを断念される理由の一つに『自家発の設置義務が生じてしまいコスト的に合わなくなるから』という事があります。💸(;´Д`)💦
しかし今回既存の建物に、自家発を新設するという条件もクリアした上で特区民泊の許可を得るという数少ない事例を成し遂げましたので簡潔にご紹介させて頂きます。💡✨
当該現場は11階以上の共同住宅であった為、11階以上にスプリンクラー設備、そして非常コンセントが設置されていたため、それらを非常時に動作させるための物となりました。🔌⚡
弊社のホームページでよく見てもらっているのが、消防設備士の実技で出題された問題と解答のシリーズです。📝(´∀`*)ウフフ✨
理由としては、問題すら会場外に持ち出せないルールとなっているので参考書以外でなかなか情報が取れないからだと思っています。👽💦
今回受講した自家用発電設備専門技術者の資格講習でも最後に試験が行われたのですが、この情報も全くと言っていいほどネット上に落ちていません。💔(;´Д`)
その為、いつものように数問覚えてきてネット上に載せようという試みをここで実行させて頂きますからご参照くださいませ。💡
前ブログ “電気主任技術者の実務” にて電気保安協会の方に色々お話を伺った際に『消防設備士で電験三種持ってるんだったら、自家発の専門技術者も取ったらぁ~』という事を言われましたので実行させて頂きました。👷💭
地震による被害が報告されるたびに、自家発が動いていない・メンテがされていないというニュースが飛び込んでは消えていきますが、ついに最近消防署の方でも『自家発の負荷試験してないなら受け取りません!!』なんて動きが出ているという情報もあります。🚒💦
この資格講習、ネット上に情報が全然落ちていませんから、ここにありのままを載せておきます。📝✍(´∀`*)ウフフ
先日、弊社の社長と、超優良ビル管理会社さんの社長とのコネクションにより、電気主任技術者の方々の "実務" に立ち会わせて頂けるという大変貴重な研修の機会を設けて下さいました。🔎✨
電験三種の資格を取得したものの、建物の高圧受電などの管理を任される "主任技術者" になっていない管理人のような者にとって、実際に何をしているのか?を見ることができたのは非常に有難い事でしたし、想像が膨らみました。🔋(´∀`*)ウフフ♪
また、複数のビルを案内して頂けたのですが、どの主任技術者の方も本当に親切に接して下さいまして、電気についてだけでなく、あらゆる "お役立ち情報" を教えて下さいましたので、感謝の念も込めまして、ここに共有させて頂きます。📝❕