今回、弊社の前田社員が消防設備士甲種4類の試験を受けた際に『チキショ~~ぉおッ!!間違えたァァーー!!』ってな具合で強烈に記憶に刻まれている問題についての話です。🧠💦
これから消防設備士甲種4類の試験に挑戦する方々の役に立てば‥という思いで紹介します、受験生は必見!🔭(´∀`*)ウフフ♪
👇
ーーー
過日(R2.2.16(日))、静岡県で受験した消防設備士甲種4類の試験で、私が特に印象に残った問題を公開させて頂きます。
第4類は消防設備士にとって工事や点検で最も使うことが多い分野で、甲・乙種を合わせると最も受験者数が多い類です。
長らく雇用安定上でのセーフティーネットの様な役割も果たしてきた消防設備士の業務ですが、あの天井に棒をくっつける象徴的(カッコつけて英語で言うとシンボリック)な “あぶり試験” も、今の時点で無くそうと思えば殆ど全て無くせます。⛔(´∀`*)ウフフ♪
では、何故無くせていないのか‥という理由の一つに『建物オーナーに自動試験機能付きにする “うま味” を納得してもらえていないから。』ってのが挙げられます。💔💦
新型コロナウイルスの影響で『部屋の中に消防設備士を入れたくない‥!』って話になった為、入室不要な “自動試験機能付き” の需要が浮き彫りになりましたが、コスト的にも有利になるよ!‥って話を計算結果と共に記していきます。👾(;´Д`)💨
住宅用火災警報器(以後、本文中では住警器と略す)は電池式のものが主ですが、電池交換したことありますか❔(・ω・)ノ🔋💦
現在、消防法施行令第5条の6〔住宅用防災機器〕にて、住宅用火災警報器について規定されています。📝
また、大阪市では平成17年9月に “大阪市火災予防条例” で設置・維持の義務化が定められています。🚒
そして、住警器の電池交換目安も10年ということで、電池交換や本体ごと交換の案件も増加しております。👷
✍(´-`).。oO(以下に住警器の詳細を記していきます…。。)
通称 “火災報知器” の中で、消防用設備等の設置義務が生じる建物である“防火対象物” に設置される物の正式名称を “自動火災報知設備” といいます。🚨(;´Д`)👌
有事の際に建物関係者・利用者に警報によって火災初期に避難を促す重要な役割を果たすものですが、誤作動による警報音鳴動というトラブルが起こることもあります。💔
この、誤報による自動火災報知設備の作動を “非火災報” と呼び、消防用設備業者がお客様と共に解決していくべき問題でもあります。🕵💦
また、消防法改正により自動火災報知設備と連動して火災通報装置が働く等、作動する設備が増えており、その対応方法も複雑化しております。((((;゚Д゚))))📞
🔍(´-`).。oO(特に、音声・点滅機能付きの誘導灯が誤作動した際に高齢者施設の利用者様がパニックを起こすなど精神的な負担にもなっている様ですから管理者側が操作方法を覚えておくべきかと思われます…、、ご覧下さいませ…!!)
Aokipediaに…ではなく、Wikipediaでブラックボックスについて調べてみると以下のような書き出しとなっています。🌐✨
『ブラックボックス (Black box) とは、内部の動作原理や構造を理解していなくても、外部から見た機能や使い方のみを知っていれば十分に得られる結果を利用する事のできる装置や機構の概念。転じて、内部機構を見ることができないよう密閉された機械装置を指してこう呼ぶ。』
ワケも分からず『しーあーるいー、しーあーるいー』とニッタン社製の抵抗であるCREを呼び、使用しておりましたが、コイツのアタマであるブラックボックスの中身って一体…と思いましたから、以下に分解した結果を紹介させて頂きます。( `ー´)ノ🔎🧠
自動火災報知設備の煙感知器の中には “イオン化式スポット型煙感知器” といい、放射線物質であるアメリシウムが用いられているものがあります。📡
現在は “光電式” という煙が感知器内に侵入する事によって光が遮られて…という機構のものが主に用いられている為、イオン化式煙感知器を新設する事は無いのですが、問題は既設のイオン化式煙感知器の撤去・廃棄です。🚮💦
『イオン化式煙感知器に放射線物質が使われていて、普通に捨てることが出来ないのは知っているけど…』と適切な廃棄方法がパッと思い浮かばない皆様、是非続きをご覧下さいませ。📧✨
前ブログ “熱電対式”差動分布型感知器の設計方法に引き続き、今回は施工前の準備に当たる「設置するモノ」の製作について一本の記事でご紹介させて頂きます。📦
熱電対式差動分布型感知器は、現場によって事前に用意しておくべき “長さ” や “熱電対部の間隔” が異なります。🏭(;´Д`)❕
その為、以前に『製作はコッチでやるわ』という手法が選択された事があったのですが、これが大失敗でした。💔💔💔
✍(´-`).。oO(膨大な数…何巻も作業を繰り返し時に絶望しました “熱電対部と電線を接続する工程” について‥、、続きを御覧下さいませ…。。)
本記事で紹介させて頂きますIoT化された火災報知器 “火守くん(ほもりくん)” と繋がっている火災報知器が発報しますと、スマホアプリの “LINE” に位置情報のついたメッセージが送信されてきます!📲♪
前ブログ “K-SAMIT(全国高専同窓会)” に参加した際、大変有り難い事に株式会社jig.jpの創業者である福野さんとお話をさせて頂き、その際に『火災報知器のIoT、やってる会社あるから紹介してあげるよ。』という貴重な機会を頂くことができました!👓✨
そして見事、福井県の株式会社創電さんとつなげて頂き、訪問させてもらえましたので、その様子を記事にしていきます。📝
火災報知器と言えば…で一番に思い出されるのが、この "発信機" である方々も少なくないでしょう。🔘☜(´∀`*)ウフフ
現在は「総合盤」なる機器収容箱にベル&表示灯と三位一体になって設置されていることが殆どですが、その理由に設置基準があります。📝
同様に、表示灯は消防法施行規則第24条にて『発信機の直近の箇所に設けること』とされている為、総合盤という機器収容箱でセット物として設置できるワケです。📦(´∀`*)ウフフ♪
先日、火災報知器の原理・仕組み‥のページに以下のようなコメントが届きました。👥💬
『どこからかピッピッピッピと音が鳴っていて、ホーチキの電池切れによる警告音かと思います。夜中に不定期に鳴るため、眠れなくて困っています。』
数回に渡り、管理人とやり取りをさせて頂きました。👓✨
住宅用火災警報器のバッテリーの外し方や、他の電化製品や自火報受信機本体のトラブル音である可能性の示唆など‥。💡
そして、最終的に判明した騒音源の意外な正体は…。🍃
新しい間仕切りを作ると “感知器” や “スプリンクラーヘッド” がない部屋や、SPヘッドの散水面積外のスペースができてしまうことがあります。🏠(´・ω・`)❕
その場合、新たに間仕切り作成によってできた部屋に感知器やSPヘッドを増設しなければならなくなります。💸(;´∀`)💔
もちろん費用が発生しますし、特にSPヘッドの増設は大掛かりな工事になり、高額になる可能性も十分に考えられます。👷💦
そこで、消防法に則った増設工事を回避するための対策を、紹介させていただきます。✍(´-`).。oO✨
住宅用火災警報器(以後、住警器と略します)は、本体から警報音や『火事です』という音声を発することで、火災を知らせます。
そのような本体からの警報音だけで、火災による被害を防止・低減できるのかという疑問を持つかもしれません。(;´・ω・)💡
結論から申し上げますと、住警器の効果は非常に高いです。👷
住宅火災では、毎年約1,000人が死亡しており、その半数が “逃げ遅れ” によるものだそうです。🔥
住警器は、設置しない場合と比べて焼損面積や損害額は約半分に、死者数は3分の2に抑えられていると報告されています。📣
危険物施設には、“消火設備” や “標識・掲示板” に加えて、“警報設備” の設置が必要な場合があります。🔔
危険物には “指定数量” という危険物の品名ごとに定められた数量があり、その量を超えて “貯蔵・取扱い” をする際に消防法による規制を受けます。⛽
指定数量以下の危険物は、比較的危険度が少ないと判断されるため、消防法ではなく “市町村の条例” による規制を受けます。🌳
警報設備が必要になるのは、指定数量の10倍以上の危険物を貯蔵・取扱う製造所などの危険物施設のみとなります。💡
ただし、移動タンク貯蔵所という、トラックの後ろに危険物タンクが付いたものや、タンクのコンテナを運搬するトレーラーなどの車両には、警報設備は不要とされています。🚚
これらの知識は、実務で役立つことに加え、危険物取扱者資格試験の受験生の皆様の勉強の助けにもなるかと思います。🏫✨
それでは、以下に詳細を記していきます…。✍(´-`).。oO☠
自動火災報知設備の“警戒区域”は「火災を感知したエリアの分け方」いわば、感知器設置場所の区域分けのことです。(;´・ω・)🔥
受信機で該当する警戒区域の表示窓が光ることで、どこで火災を感知したかが分かる仕組みです。💡✨
火災を感知した際は、警戒区域図と受信機の表示窓を照らし合わせて、現地を確認しましょう!🗺💦
そして「警戒区域」の設定の仕方には色々なルールがあり、大原則は「☑ 警戒面積は600㎡以下とし、その一辺の長さは50m以下」ですが、例外が幾つかありますので消防設備士は “要・暗記” で御座います!🧠(´∀`*)ウフフ♪
差動式の感知器の中で、一般的なものは “差動式スポット型” という、天井に取り付けられる丸い機器です。💡
しかし、スポット型の感知器は8m未満の箇所にしか設置できません。(;✘Д✘)💦
また、4m以上の箇所に設置する際は、感知器の個数も多くなることから、施工の手間が増します。💰💰💰
そこで、選ばれるのが “差動式分布型(空気管式)” による施工です。🌈
空気管式は、15m未満までの高さであれば警戒できます。👌
さらに、空気管を警戒する箇所に引っ張る工程のみとなる為、設置する箇所の距離が長い場合に有利です。👓
(´-`).。oO(配線した後に、多くの感知器をつけるよりは楽になる場合があります…。。)
ただし、空気管の設計・施工方法は独特のもので、熟練した技術が必要になることがあります。👷!
以下に、施工の方法・様子を、写真と共に記していきます。📷✨
近年、共同住宅の一部を借りて、そこで事業を開始されるケースが増加しています。
その事業内容として多いのが、“デイサービス” などの福祉施設ではないでしょうか。
この時、特に事業者の方に気を付けていただきたいことがあります。
それは、“自動火災報知設備” などの消防設備があるか、ということです。
営業を開始するにあたって、行政(役所など)に所轄消防署の検査が済んでいる旨を証明する書類を提出する必要があります。
(´-`).。oO(それがないと、認可が下りません。)
ここで “特例” による基準緩和によって、自動火災報知設備をはじめとする各設備が免除されている場合を紹介させていただきます。
この場合、その共同住宅に事業所などが入ることで、特例の要件を満たさなくなり、建物全体に自動火災報知設備などを設置する義務が生じてしまう可能性があります。
続きに詳細を示しますので、是非ご覧ください。……
1類・2類、そして5類に引き続き、消防設備士4類の試験を、弊社の石塚社員が受験し、その際に出題された実技の問題を頂きましたので、このページにて公開・共有させていただきます。
甲種の4類は、消防設備士乙6(消火器)に引き続いて有用であると言えます。なぜなら、自動火災報知設備の工事・点検は消防設備士として働くうえで携わることが多いからです!!|д゚)🚒
(´-`).。oO(企業様の得意分野にもよりけりですが…。。)💡
甲種の消防設備士試験には、実技(鑑別と製図)という筆記試験があります。(´-`).。oO(ただの “作図” ですが…。。)
業務でこれらに慣れていない方は、以下を参考にして対策をしましょう!……
26日の午後4時半ごろに、西成区萩之茶屋にある共同住宅で火災が発生しました。(以下、斜体は毎日新聞記事より引用。)
107室中に51人が入居しており、生活保護を受給している独居の高齢者が多かったようです。そのうち、1階にいた高齢の男性が搬送先の病院で死亡が確認された他、60~70代の男性4人にけががあったと報告されています。
そして、中でも気になったことが2階の自室にいた男性(62)の以下のような証言です。
『火災報知器が鳴って5~6分したらドアから煙が入ってきた。ここ2~3カ月、火災報知器の誤作動が相次いでいたので、今回もすぐに火事とは思わなかった。』……
消防設備はその製品の型式が、消防法によって定められています(規格品)。📝
登録された型式でないと、設置していても無効となります。‼.
そのため消防設備のその姿・形の大幅なマイナーチェンジは、他業界の製品に比べてしにくいと考えられます。💡
この記事では古くから使われている消防設備や、どこか懐かしさを感じさせるものについて載せたいと思います。🌇
中には、その型式が既に失効して消防設備として認められないものや、現在はもう手に入らないものまであります。👀
✍(´-`).。oO(以下に、詳細を写真と共に記します。……)
既存の防火対象物に自動火災報知設備を導入することが困難な場合もあります。(詳しくは→無線感知器取付工事について をご覧ください。)
例えば、天井裏に配線がころがせない + 露出配線を避けたい ような現場だと感知器用の配線は困難です。
そこで最近では、無線式の感知器が発売しています。
価格帯が有線式の感知器より高い水準であること、電波を測定する必要があることからメーカーさんが直接施工することが多いようですが、青木防災では無線式の感知器施工実績がございます。
皆様がご存じのインターホンが、消防設備として見なされる場合があります。
(詳しくは「消防法特例220号通知」対応インターホンについてをご参照ください。)
“GP型3級受信機” と呼ばれる、インターホン自体が1回線の火災報知設備の受信機の役割も果たすことができるというものの施工実績もございます。
(詳しくは→インターホン交換工事について をご覧ください。)
集合住宅では、自動火災報知設備の受信機を1か所に設置し、各部屋の感知器からの火災信号を受け取る通常通りの仕組みであると不都合なことがあります(値段が高くなる・改修工事がしにくい等)。
青木防災では、複雑に制定された消防法を確認の上、お客様に最適なご提案をさせていただきます、お問い合わせください。