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アルコール(エタノール)の初期消火方法

アルコール エタノール 初期消火
アルコールの使用機会が爆増している現在‥。

以前より手指などの消毒にアルコール(エタノール)をスプレーすることはありましたが、新型コロナウイルス蔓延化である現在は桁違いに使用頻度が増えています。👾(>_<)💨

 

その多くが該当するアルコールの濃度が60%以上の製品消防法上で第4類の引火性液体という “危険物” に分類されます。⛽‼

 

火気厳禁で取り扱われるべきエタノールですが、東京消防庁さんからは「手指をエタノールで消毒した後、タバコに火をつけようとして手に引火‥」という事例の警告が‥。((((;゚Д゚))))🚭

 

エタノールは火気厳禁の危険物であることの周知と共に、その初期消火には何を用いるかについて言及していきます。🧯💦

◎ エタノール使用後の手が燃える⁉


【※危険】エタノールの炎は透明で見えにくい
【※危険】エタノールの炎は透明で見えにくい…!

東京消防庁さんがTwitter上で、以下の様に警告していました。📣

  • 新型コロナウイルス感染症対策として、手指の消毒等のため、危険物に該当する、消毒用アルコールを使用する機会が増えています。安全に取り扱って、火災・感染を予防しましょう!

YouTubeチャンネルでは「手に消毒スプレー(60~70%エタノール)をつけて後、ライターでたばこに火をつけると手に引火する。」という事例で危険を促しています。🎬(;´Д`)💦

 

現在、アルコールを吹き付けて消毒する機会が多々見受けられますが、火気に気を付けないと命に係わる事故を招く可能性も…。⛔


◎ もしエタノールに引火したら…


消毒スプレー コロナ
管理人のデスクに置いてある消毒スプレー

ではタバコを持っていた手のみならず、消毒スプレーの使用に際して火気があり引火してしまった場合、どうやって初期消火すればいいの?‥って話が容器に書いてありました。🔥(;´Д`)💨

 

以下の、二つの初期消火方法が推奨されていました。📝

  • ☑ 大量の水
  • ☑ アルコール用消火器

水溶性のエタノールは油と違い、大量の水でも消火可能です。⛲

 

では、アルコールの消火に対応した消火器具と言い換えられる「アルコール用消火器」って具体的に何?ってなりますよね。🧯💦


 

👇「正しく」使いましょう!

◎ 一般的な粉末ABC消火器も対応!


消火器を噴射するとピンク色の粉
消火器を噴射するとピンク色の粉が…⁉

消防法施行令別表第二にて、消火器具の区分と対象物の区分が定められています。📝\(゜ロ\)(/ロ゜)/⛽

 

その中で、消火粉末を放出する消火器で “リン酸塩類などを使用するもの” がエタノールを含む危険物第四類の消火に適応する消火器具であることが謳われています。💡

 

ご存知ない方も多いかもしれませんが、最も一般的な “粉末ABC消火器” にはピンクに着色されたリン酸アンモニウムという消火薬剤が充填されています。🌸(´∀`*)ウフフ♪

 

エタノールの消火も、一般的な消火器でOKというワケです。🧯✨


 

 

【管理人より一言】

  • 粉末ABC消火器を人に噴射すれば全身ピンク色人間のできあがりです、喫煙される方は手を “フランベ” しないようご注意を…。🚭

 

👇アルコールの使用頻度が急増している今、ご準備されることをオススメします!

◎ まとめ


  • 新型コロナウイルス蔓延化である現在、桁違いに使用頻度が増えている消毒用アルコール(エタノール)においてアルコールの濃度が60%以上の製品消防法上で第4類の引火性液体という “危険物” に分類されており “火気厳禁” であった。✅
  • 消毒スプレーの使用に際して火気があり引火してしまった場合、どうやって初期消火すればいい容器に書いてあり、☑ 大量の水と☑ アルコール用消火器が挙げられていた。
  • 第四類の引火性液体の消火にも、最も一般的な “粉末ABC消火器” が有効であると消防法施行令別表第二にて謳われていた。✅

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コメント: 4
  • #1

    いつか青木防災㈱で消火器を購入したい者 (火曜日, 28 4月 2020)

    見えない(見えにくい)炎って怖いなと思いました。

    消毒用にアルコール、エタノール使う頻度が多いので、気をつけたいと思いました�

  • #2

    管理人 (木曜日, 30 4月 2020 09:14)

    >いつか青木防災㈱で消火器を購入したい者 さま

    毎度有難う御座います!!�✨

    仰る通り、見えないのであっという間に広がっていますし、消せた?と思っても実は消えていなかったりという事が起こります。

    以前から、アルコールを含む揮発性の可燃性ガスによる事故事例は報告されていましたが、エタノールの使用頻度が爆増している昨今、それに伴って事故事例も増加‥とならないように啓蒙していきたい次第です。

  • #3

    名無しさん (火曜日, 12 5月 2020 23:13)

    エタノール火災というと、米国の IndyCar レース(IRL)が有名ですね。
    詳細
    https://www.jsae.or.jp/~dat1/mr/motor24/mr20062411.pdf
    「自己着火温度が高く引火しにくく爆発しない事、また水に溶けることから 万が一の発火時は消火に水が使えるというのがアルコール導入の主な理由です。」(=圧縮比を高く出来る)
     消火場面の動画はこちら。
    https://www.youtube.com/watch?v=esbz3QgINWA
    動画の2秒あたりでバケツで大量の水を掛けていること、炎が見えにくい様子が分かります。
     なお、以下によると、2012年からは「エタノール85%+ガソリン15%(燃料規格E85-R)」に変わったそうですが、大量の水で初期消火が可能な良い面は受け継がれているようです。
    http://blog.gaora.co.jp/indy/2018/06/26402

  • #4

    管理人 (水曜日, 13 5月 2020 11:50)

    >名無しさん
    コメント有難う御座います!!( ゚Д゚)✨

    レーシングカーの燃料にエタノールが使われていること自体知らず、大変勉強になりました!!

    参考文献もつけて下さいまして、大変感謝で御座います…���
    (名無しさん…ブログ書いたら絶対読まれますよ!)

    今後共、何卒よろしくお願い致します!!��