◎ 点検時の確認事項3つ
消防用設備点検時に “変な棒” を持った消防設備士がズカズカと部屋に入ってきたりして『何しとんねんワレ‥⁉』と思われているかと存じますが、自動火災報知設備については大きく以下の事項を確認しています。🕵✨
- ☑ 電気 👈電圧印加されていなければ不作動🔌⚡
- ☑ 機器 👈加熱 or 加煙試験器で “作動試験” ※例外あり♨
- ☑ 外観 👈実際に目視して異常が無いかを確認👀
上述した事項の内、機器の “作動試験” 及び外観の目視については、設置場所に立ち入らなければ点検できません。🔍(;´Д`)💨
※例外として “自動試験” もしくは “外部試験” が可能であれば、部屋の外からでも作動点検が可能となっており、今月弊社でも外部試験器を用いた作動試験が可能な建物の消防点検を実施します。📅♪
自動火災報知設備は “送り配線” といって途中で分岐したりせず一筆書きになっており、その最後尾となる感知器には目印として “Ω” マークが記された「終端抵抗」のシールが貼られています。📛
大元の制御盤である受信機は、最後尾にいる「終端抵抗」の存在を電気的に確認することで『終端抵抗おる、断線せずに一筆書きで回路形成できてますッ!』と判断しています。⚡(´∀`*)ウフフ♪
その為、“Ω” マークのある最後尾の感知器が作動試験できれば、回路全体に電圧印加されているらしいと判断できます。📝
よっぽど機器が古く無い限りは、途中で電線が切れていたり電圧印加されていなければ受信機上で終端抵抗の存在が確認できないことによる「断線」の表示が出る様になっています。🤖💭
◎ 共用部のみ点検という “妥協策”
要は『最後尾にある感知器の作動試験してOKならその間にぶらさがってる感知器にも電気いってる可能性が高いので、機器に異常が無い限りは正常に動作している確率も高いよ ♪』って話です。💡
※もちろん機器に不具合がある可能性も多々あります!
現場に寄りけりなのですが、送り配線で最後尾となる感知器が部屋内などの “専有部” ではなく、廊下やエントランスなどの “共用部” にある場合であれば一筆書きの一番最後の感知器を試験できることになります。🚨(´∀`*)ウフフ♪
現在、お客様との打合せの結果「共用部にある設備のみ、点検を実施する。」 “妥協策” が提案・選択される現場が多々あります。👷💬
しばらくは、消防用設備点検も “緊急事態仕様” で運用せざるを得ないのではないでしょうか。📝
この状態で『いや消防法で規定されているんだから、ちゃんと部屋に入らないと‥。』って仰られる人の方が “オニヤバ容疑者” やんって思いますね、だって火災から命を守るのも勿論ですが「感染したら20代でも500人に1人は死に至るっていう疫病から命を守る」って方が、どう考えても今は大事ですからね。👺💦
◎ 部屋内の “外観点検” お願い致します!
自動試験機能や遠隔試験機能を用いて、感知器の動作確認が出来たとしても “外観点検” で異常があれば、有事の際に動かないという無意味な飾りに成り下がってしまいます。🚨(;´Д`)❕
例えば「燻煙式防虫剤」を使用する際、その “バル◯ン” に附属している煙感知器用カバーを、お部屋の煙感知器に装着したはいいものの、その後に撤去されていないケースが多々あります。💔
カバーがされている場合だと「電気的に、及び自動・遠隔作動試験もOK!」‥けれども火災発生時に機能しないという事態となってしまいますから、部屋内にある火災報知器の点検が “延期” される今は特に皆さま各自で一度ご確認お願い致します。🔍👀💦
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