皆さんが大好きで現在Twitter上でも注目されている “消防点検” については、消防法第17条の3の3にて定められています。🐣♪
そこには「消防設備士免状の交付を受けている者又は総務省令で定める資格を有する者に点検させ、その他のものにあっては自ら点検‥」と謳われており、この “総務省令で定める資格” ってのが「消防設備点検資格者」になります。🎫( ´∀` )👌✨
消防設備点検資格者は第1種・第2種及び特種の区分があり、消防設備士の分類でいうと第1・2・3・6類が第1種、第4・5・7類が第2種で、いずれも講習を受けるだけでGETできるのですが、それでも管理人は以下の3つの理由を鑑みて消防設備士の資格取得の方を強くオススメさせて頂きます!🌸
①「受講料等」が高杉くん
消防設備点検資格者講習の “受講料等” は以下の通りです。💻✨
- 科目免除なし‥32,384円、科目免除あり‥30,384円
‥高ッ!しかも第1種と第2種に分かれてる…((((;゚Д゚))))💸💦
一方、消防設備士試験の “試験手数料” は以下の通りです。🚒💨
- 甲種‥5,700円、乙種‥3,800円⇐7つ揃えても計26,600円!
なお、消防設備士の試験には参考書を購入する費用と不合格になるリスクがあるので総額は変動しますし “類” も多いですが、全ての設備を点検する資格を得る為の費用に倍以上の差があります。📊
②甲種ばりの受験資格アリ
消防用設備点検に従事できる人を増やすべく用意された “課金ゲー” の制度なので誰でも大枚叩けば資格をGETできる‥わけでは無いんです。💔(;´Д`)💰
消防法施行規則第31条の6で、例えば以下の受験資格が‥。🎫
- 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学又は旧専門学校令による専門学校において機械、電気、工業化学、土木又は建築に関する学科又は課程を修めて卒業した後、消防用設備等又は特殊消防用設備等の工事又は整備について1年以上の実務の経験を有する者
‥むしろ甲種消防設備士より厳しい位の設定やないですか!🌠💦
③工事ができないオワタ‥
◎ “乙6” がオワコン化⁉
これは未だ(案)の段階の資料ですが、つい先日 “有資格者による点検等について(案)” という資料が総務省消防庁より発布されていたと同業の友人より情報提供がありました。🗼
「有資格者による点検の範囲を見直す」=「無資格者でも点検できる範囲を見直す」って話で、内容を見ていると『う~ん、妥当だなァ』と思う一方で、ちゃっかり消火器具の点検も外観だけなら全て無資格でもOKじゃね⁉‥って提案されてました。((((;゚Д゚))))🚨
今後ますます、点検先によって我々の様な消防用設備等のプロが携わる箇所と、『素人でもOK!』で済まされちゃう部分の棲み分けが加速することが予想されますね。🎯
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ららら太郎 (水曜日, 20 1月 2021 12:23)
いつも拝読しております。
自分は消防点検有資格者はもっていませんが持っている人から聞いた感じでは
消防点検有資格者は自分たちが保有している設備を点検するだけの消防法をクリアするための形式的なもので消防設備士は外様(外部)向けなので結局工事(甲種)ができなければ高付くので意味をなさないそうです。ただ一部のビルメンを一括している会社では乙種でも必要みたいです。やはり防災会社までになると甲種は必須なところが多くなりますね。その他にも電気工事士とセットでないとできることがかなり限られるので併せて取るようにしたほうがいいみたいです。電気工事士は甲種受験資格にも関わるので一石二鳥ですね。