· 

AⅠ、火災検知するってよ

いよいよ人工知能(AⅠ)が火災を検知する時代の到来
いよいよ人工知能(AⅠ)が火災を検知する時代の到来…。

大規模倉庫へ “AⅠで火災を早期発見するシステム” が、消防法にて設置義務の生じている消防用設備等と併せてインストールされたと人類を代弁するニュースキャスターより報道されました。📰

 

現在、消防用設備等の設置義務が生じる建物となる防火対象物の用途も、例えば(14)項 倉庫といっても、実際は加工や梱包作業を含む(12)項 工場の様な機能を持っていたりと多様化しており、火災のパターンも複雑化するかと思われます。🐚(;´Д`)💦

 

また、膨大な量のモノが貯蔵される物流拠点にて火災が発生すると、その被害も甚大なものとなる為、事前に対策がされているかどうかが、お客様や株主に選ばれるかどうかの判断材料にもなりますから、コストをかける値打ちがある訳です。💰♪

大規模物流倉庫における火災検知システム


当ニュースで言及されているシステムについては、モノが燃えるときの化学物質・煙及び炎を検知するセンサーが受け取った情報を “複合的” に人工知能で処理して、火災かどうか判断するという仕組みである様です。🧠✨

 

大規模倉庫には資産価値の高い可燃物が沢山
大規模倉庫には資産価値の高い可燃物が沢山‥。

 

近年、アスクル社や寝具の西川産業社の火災など、超大規模な倉庫火災が発生しており、消防法 第1条〔目的〕で謳われている「…国民の生命、身体及び財産を火災から保護」するという観点で考えれば、義務付けられた消防用設備等の設置や防火管理の仕組みでは足らず、現時点で+αが必要となる建物もあるかと思われます。🤖


設置義務はないが効果のあるCO検知


AⅠによるシステムにも化学物質のセンサーがあると報道されていますが、火災初期の比較的温度の低い不完全燃焼状態の時にはダイオキシン等の有害物質や一酸化炭素(CO)が多く発生する為、それらを検知できれば、早期発見・報知が可能となる訳です。📡

 

日本においてCOアラームは普及していない印象ですが、例えば米国ではCOアラームと住警器のダブル設置が推奨される事も。🗽✨


“モノ” に対して設置される消防用設備等も


(14)項 倉庫では貯蔵するモノも変化
(14)項 倉庫では貯蔵するモノも変化していく為‥。

消防用設備等が設置されるパターンとしては二種類あります。💡

  1. 消防法 第17条に基づき “建物(防火対象物)” に設置。🏢
  2. 消防法及び条例に基づき “危険物” に対して設置。⛽

その為、危険物施設である建物では例えば建物用消火器危険物用消火器が並んで設置されていたりします。((((;゚Д゚))))🍅🍅

 

また、最も一般的な粉末ABC消火器の消火薬剤であるリン酸アンモニウムでは消火しにくい可燃物についても、+αで専用の消火器が設置されている事もあります。🍳(´∀`*)ウフフ

 

大切なモノを火災で失わない為、ケチらず設置しましょう。💸


弊社にも “AⅠ” ‥


弊社事務所にも、高度な知能を持った “アニマル達が、います。” ‥略して “A(Animal)・Ⅰ(installed)” ってな具合で…。🐕🐈💨笑

 

高度な知能で電子機器を操るタマスケ
高度な知能で電子機器を自在に操るタマスケ…。
高度な知能で立入検査の対応をするハナコ 所轄消防署
高度な知能で立入検査の対応をするハナコ…。

まとめ


  • モノが燃えるときの化学物質・煙及び炎を検知するセンサーが受け取った情報を “複合的” に人工知能で処理して、火災かどうかAⅠが判断するシステムがインストールされた大規模倉庫があった。✅
  • 近年、超大規模な倉庫火災が発生しており、消防法 第1条〔目的〕で謳われている「…国民の生命、身体及び財産を火災から保護」するという観点で考えれば、義務付けられた消防用設備等の設置や防火管理の仕組みでは足らず、現時点で+αが必要となる建物もあるかと思われた。✅
  • 高度な知能を持ったAⅠという流行は、弊社事務所でも取り入れられていた。✅

参考資料


ダウンロード
大規模倉庫における火災の教訓リーフレット.pdf
PDFファイル 1.2 MB

コメントをお書きください

コメント: 5
  • #1

    名無しさん (金曜日, 23 8月 2019 19:28)

    >CO警報機能など付加機能がついた住警器
    この間、都市ガスの法定検査(配管検査・給排気設備点検)があり、その際に質問。
    「都市ガス漏れの警報器はありませんか?」
    「(ガス会社扱いの)警報器はガス漏れ以外にCO・火災も検出します。ただ、家庭用の100V電源が必要で、多くは追加の電気工事が必要なため、なかなか設置して貰えないのです。」

     納得できなかったので調べると電池式のものがあり、評判を聞いてから設置を考えます。
     どうしても100V電源が必要だと、付随する電気工事の方がお値段高くて、設置のハードルが高く。ならば「電池式」のものを導入するか、電気工事を行うならば、いっそのこと屋外警報装置まで徹底的に行うか。
     既存住居への追加電気工事は意外に費用(主に人件費のため止む無し)が掛かり、新築時やリフォーム時に設置・改修が割安。よって、まずは新築・リフォーム物件からガス漏れ・CO・火災警報器と屋外警報装置までセットで標準装備となること。そして、当該装置の必要性が広く識られ、後付けも容易な両者とも電池式のものがあると良いですね。
    (お勧めあればご紹介ください。)

  • #2

    名無しさん (金曜日, 23 8月 2019 19:36)

    何故か、二重投稿になってしまい申し訳ございません。
    <参考>東京ガスの警報器一覧
    https://home.tokyo-gas.co.jp/living/other/keihouki/lineup/index.html
    最高級製品に良いものが多く。一方で従前の物では、
    「※住宅用火災・ガス・CO警報器は、AC100V電源を必要とするため、停電時には作動いたしません。」
    と、今後の改良に期待です。

  • #3

    りゅう (土曜日, 24 8月 2019 01:20)

    AI・・・

    情報が乱立してて、よく分かんね(・_・;)


    人間を滅ぼすとか言う人もいれば
    AIは人間に絶対に勝てないと
    言う人もいる(・_・;)

    ブログ毎日更新あればいいで(・∀・)

    今どき、ブログやSNSで発信してくのが
    ダメとか・・・
    時代遅れ←

    ワタクシは青木防災に
    猫と遊ぶ業務で
    年収2000万円で入社するんだー(๑•̀ㅂ•́)و✧

  • #4

    管理人 (月曜日, 26 8月 2019 09:04)

    >名無しさん
    コメント有難う御座います!!
    住警器にもAC100Vで動作するものと電池のものがあり、新設時に設置が確定している場合についてはAC100Vがブレーカーから引っ張られていたりします。

    そして住警器については本文中にもありましたとおり住宅用防災機器として消防法にて設置が義務付けられていますので、まずそれの普及・設置率が10割近くなればと思っています。これが最低限必要となる防火対策なのだと思われます。

    設置して置いてよかった、つまり少し費用をかけておいてよかったと思って頂けるよう広報することが大事だと思っています。
    この様なコメント頂けまして非常に有難い思いです。
    今後とも宜しくお願い致します。�

  • #5

    管理人 (月曜日, 26 8月 2019 09:14)

    >りゅうさん
    いつも有難う御座います!!Twitter上でも雑誌“電気と工事”について触れて頂きまして大変嬉しいです!!

    AⅠがどうなっていくかは色んな話がありますね。
    管理人は人間がやらなくていい事はAⅠにやってもらえばいいと思っています!
    そうすることで、より人間らしい「仕事」の範囲が明確になっていくと思っています。

    ブログ更新について、減らすのはカンタンなので出来るだけ毎日していきたいと思っておりまして、先日の件もあり再び毎日の様に更新しても良い様な状況になりそうなので、SNSと共にまた力をかけていきたい次第です。

    猫の世話枠、採用させて頂けるよう邁進して邁進して参ります。
    今後とも宜しくお願い致します!!�