住宅用火災警報器の音に気付く場所は…
既にインターホンでは屋外にも報知
前ブログ “インターホン交換工事について” でもインターホンが火災報知設備でもあることに言及しておりました通り、現在も屋外に火災報知器の作動を知らせる為の設備は既にあります。🚨✨
しかし今の所、GP型3級受信機という名目でインターホンが自動火災報知設備の受信機の様な扱いになって設置されているケースについては、一定規模以上の共同住宅等のみとなっています。🏢💦
✍(´-`).。oO(消防用設備点検の際にも共用部のインターホン(俗に言うピンポン)から『火事です、ビューッ!』‥と言う様な音声が鳴っていますから、どこの部屋で点検をしているか一目瞭然で合流する時なども便利ですよね…!!笑)
住宅用火災警報器等と連動するタイプも…
参考:Panasonic
実は既に、弊社が代理店をさせて頂いておりますPanasonic社さまからも住宅用火災警報器と連動して屋外に警報音を知らせましょうという製品は御座います。📣
しかし、消防法 第9条の2〔住宅用防災機器〕として住警器の設置は義務付けられていますが、こちらは今の所は任意設置という扱いですから普及率はとても低いでしょう。💔
🚨(´-`).。oO(今後はこのような役割の機器も…、、徐々に設置されていくのでしょうか…。。)
他にもアンケート調査の結果として、外部の人に火災発生を知らせる機能としてはや “光でお知らせする” だけでなく、 “スマートフォン等の携帯端末にお知らせする” という回答も多かった様です。
光を用いたアプローチ
そういえば本日よりPanasonic社から、住宅用火災警報器に従来と同価格でLEDの “あかり” 付きのタイプが発売されました。住宅火災が夜間の就寝中に起こった場合、暗闇の中で逃げるのが困難であることが問題として報告されており、それを解決する製品が登場したというわけです。https://t.co/TvPhnjfSpC pic.twitter.com/nzZuW7Z6Sv
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) February 20, 2019
「光警報装置」というLEDフラッシュ光の点滅によって火災時に警報を発する装置について、ISO規格におけるピクトグラムの提案が日本と英国でされている様です。現在、日本では光警報装置は一般的でない為、ピクトグラムを掲げて、その存在や役割を認識してもらう事は重要です。https://t.co/sWZJP40laz pic.twitter.com/jqMgiboJzP
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) August 22, 2019
💡(´-`).。oO(これからは “光” を用いるのも当たり前に…!!)
まとめ
- 無線式で連動している住宅用火災警報器が普及してきている中で、今後より火災を有効に報知する為にはどうすれば善いかが考えられた結果 “屋外警報装置等” の設置が検討されていた。✅
- 建物内にいても違う部屋の警告音に気づかないケースや、高齢者であれば気付いても初期消火等の動きがしづらい可能性も有り得た。✅
- 建物の外にも警報音を鳴らして近所の方や通行人に気付いてもらい、初動対応をしてもらおうというのが、“屋外警報装置等” の役割であった。✅
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