一戸建てを用途変更して(5)項 民泊や(6)項ロ・ハ 福祉施設等として利用する際に消防用設備等の設置義務が生じますが、延べ面積が300㎡未満であれば無線式で配線工事が不要な特定小規模施設用自動火災報知設備を “自分で” 設置する事が可能です。🔧
しかしコチラを自ら設置するにしても、所轄消防署への届出が必要になり、その方法が分からないから結局業者に頼んでしまっているという方がおられるかと思います。💔(;´Д`)💦
そこで、管理人が誘導灯の設計届と共に毎度20分程度で作成完了している特定小規模施設用自動火災報知設備の設計届のレシピをここに纏めておきますので、皆様ご利用下さいませ!🎁✨
添付資料一覧 (目次)
まず、特定小規模施設用自動火災報知設備の設計届を構成している書類はどのようなものかを確認してみましょう。🔍
- ☑ 設計届の表紙
- ☑ 所轄消防署の方が現地に行く為の付近見取図
- ☑ 防火対象物の概要表
- ☑ 自火報概要表 (特定小規模)
- ☑ 平面詳細図、立・断面図
- ☑ 機器図 (特小の煙親器、煙・熱の子器)
たったこれだけなんです!何か自分で出来そうですよね!!💯
また、ページを見てすぐ作成できるよう、この記事の最後には各種書類ダウンロードも貼り付けております!📂✨
✍(´-`).。oO(それでは各用紙のどこに何を記入するかを画像を元に簡潔に解決していきます…、、続きをご覧下さいませ…!!)
1. 設計届の表紙
2. 付近見取図
こちらの付近見取図は、所轄消防署の予防担当者様が消防検査の際などに現地へ向かう際に使用されます。🚲👮~♪
特に書式など指定されておりませんが、あまりにも分かりずらい手描きの物などは嫌がられるかと思いますから控えられた方が宜しいかと思います。🎨💦
🌎(´-`).。oO(こちらについては前ブログ “消火器の設置届作成法” の記事にてGo◯gle MapやMapi◯nだと著作権保護の観点でコンプライアンス的に問題が発生する可能性がある為…、、著作権侵害の無い使用許諾付きの地図を購入出来るサービスを利用される事を推奨していました…。。)
3. 防火対象物概要表
4. 自火報概要表(特定小規模)
5. 平面詳細図
参考:民泊における消防用設備等リーフレット
【図面記載時のポイント】
- 感知器を設置する位置を煙感知器と熱感知器の種別がわかるようにマーク
- 感知器の設置位置に関係する以下の特記事項を記載
- エアコンの位置と感知器からの距離
- 2㎡未満の収納で感知器を設置しない場合は当該収納の面積
- 可動式の間仕切り
- 各部屋の寸法(壁の中心線)を記入
設置に際して図面記載が必要な範囲は、一戸建て住宅の場合は建物全体、共同住宅の場合は宿泊施設((5)項イ)となる民泊部分(共同住宅の住戸には不要※)
凡例
こちらの様な凡例をセッティングして、感知器の設置位置が分かるように平面図上にプロットしていきます。🎯(;・∀・)👌
感知器プロットの位置について、以下の三点に留意して下さい。
- エアコンの吹出し口から150cm以上離れた距離に設置する。
- 収納部分が2㎡を超えていれば、そこにも設置する。
- カーテンや襖で間仕切りができる場合は、仕切られた後の二部屋に設置する。
立・断面図
建物の立面図・断面図について、新設工事の際はしっかりした立面図と断面図を提出しますが、一戸建てを用途変更するような特定小規模施設ではそこまでクオリティを求められていないです。🎱♪
これは、特定小規模施設用自動火災報知設備の設置基準に関しては、例えば天井裏へ感知器を設けなくてもよいですから、断面図で天井裏の寸法を確認しなくても済む為、届出類も簡易な情報で足りるという訳です。🌸
✍(´-`).。oO(所轄消防署によっては外観の写真でOKだったと言う様な話も聞いたことがありますが…、、最低限建物の高さの数字は記入してやるべきかと思います…!!)
図面類もお客様で作成されたものを使用することも多いですから、こちらも自分で出来ると十分言えるでしょう。📸✨
6. 機器図
この記事の一番最後に参考資料としてPanasonic製の特定小規模施設用自動火災報知設備の機器図一式を貼ってありますから、同じ物を使用された方はご利用下さいませ。📁
一つ注意して頂きたいのが、前に機器を自分で手配したというお客様が誤って “住宅用火災警報器” をネットで購入されているパターンに遭遇したことがありました。((((;゚Д゚))))💔
同じ無線式の煙・熱の火災報知器‥だと思ってしまう気持ちは十分理解できますが、特定小規模施設用自動火災報知設備とは異なりますので間違いないようにして下さい!⚠
青木防災㈱で購入可能です!
一般社団法人 日本火災報知器工業会さんのホームページにて、特定小規模施設用自動火災報知設備の販売店についての情報が公開されておりまして、その一覧表の中に弊社も載っております。📃✨
皆様と同じように管理人もAmaz◯nで調べて、もうそのリンク🔗を貼ってやろうかと思っておりましたが、現時点で出品はありませんでしたから弊社の様な防災屋に問い合わせて、確かなものを入手するのが良いのかなと思っております。📦
必要ありましたら、info@aokibosai.comに✉下さいませ!📪♪
🐸(´-`).。oO(㈳日本火災報知器工業会さんといえば…、、平素よりTwitter上でお世話になっております “とりカエルくん(@torikaerukun)” が在籍されておりますね…!!)
まとめ
- 延べ面積が300㎡未満であれば無線式で配線工事が不要な特定小規模施設用自動火災報知設備を “自分で” 設置する事が可能である為、設計届のレシピを纏めた。✅
- 前に機器を自分で手配したというお客様が誤って “住宅用火災警報器” をネットで購入されているパターンに遭遇したことがあったので注意してほしかった。✅
- 一般社団法人 日本火災報知器工業会さんのホームページにて、特定小規模施設用自動火災報知設備の販売店についての情報が公開されておりまして、その一覧表の中に弊社も載っていた。✅
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いしかわ (火曜日, 25 6月 2019 10:15)
まいどお世話になっております。
特小用自火報の凡例のシンボルですが、
貴社独自で作成されたものでしょうか。
管理人 (木曜日, 20 8月 2020 17:09)
>いしかわ 様
毎度お世話になっております!!
コメント返し遅れてすみません‥。
凡例のシンボルは独自のものです!!
今後共、何卒宜しくお願い致します!�✨