(管理人):消防設備士の試験は簡単でしょうか?📝✨
(^´ω`^):難しい試験ではないですが、勉強しなくて受かる試験でもないかと。学科だけなら未だしも、実技試験では現場に出ていない人からすると嫌がらせみたいな問題が出てくるのが厄介かと思いますね…。👹💦
(管理人):なるほど…。では現場に出ている我々の様な現役消防設備士が参考書を監修して売り出せば、その厄介さを解消することに貢献できそうですね。📚
(^´ω`^):やりましょう…!とりあえず続きに消防設備士試験について色々紹介し、受験意欲を高めてもらう事とします。📣
採用面接時の様子…
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消防設備士免状の分類
消防設備士の免状は、特類と1類から7類までの全8つの種類が分けられており、それぞれにできることが異なっています。🎫
(^´ω`^):危険物取扱者の “甲種” みたいに、1つですべてを網羅できるようなやつはないんですね…。⚠
上記の中で特類には甲種しかありませんが、6類と7類には乙種しかありません。🍆
(^´ω`^):消火器はそこらへんのホームセンターで買ってきて「ホイッ!」って置けば工事完了ですしね。設置届は必要ですが…。📝
(管理人):7類の漏電火災警報器は漏電警報器を取り扱えるのが電気工事士の免許を持っていないとできないから乙種しか無いんだよね。
(^´ω`^):ちなみに漏電火災警報器は消防法の範囲で、漏電遮断器だと電気工事の法律の範囲になるんでしたっけ?⚡
(管理人):漏電警報器は「電気漏れてるから火事になりそう…!」っていうのを教えてくれるけど、漏電遮断器は「電気漏れて、人が触ると感電するから切りました…!」ってものだから、言葉は似てるけど別の役割で設置されてるよ。漏電警報器は「警報」するだけ、漏電遮断器は「遮断」までしてくれる。💡
✍(´-`).。oO(どれくらい作業すると工事になって…、、どれくらいまでなら整備になるかは “消防設備士の独占業務” という記事がありますのでそちらをご参照ください…。。)
消防設備士試験の合格率は…?
✍(´-`).。oO((一財)消防試験センター様のサイトにて公開されている…、、各消防設備士試験の類別合格率を見てみましょう…!!)
以下の通り、平成30年度における、甲種の合格率の平均は31.8%と報告されています。🌸
平成30年度における、乙種の合格率の平均は36.0%と報告されており、甲種より若干高い数値となっています。📝✨
乙種には実技(…という名の記述問題)が無い為、やや簡単になっていると言い換えられるかと思います。💡
また、7類の漏電火災警報器に関する試験の合格率については約60%に達しようとしており、かなり易しい部類であると言えそうです。💯
✍(´-`).。oO(皆様も受験してみて下さい…!!)
参考:(一財)消防試験センター
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甲種消防設備士の受験資格は…?
✍(´-`).。oO(気になる甲種消防設備士の受験資格については…、、消防法施行規則第33条の8にて詳細が謳われています…!!)
- ①電気工事士の資格を有するもの(一部免除あり)
- ②電気主任技術者の資格を有するもの(一部免除あり)
- ③無線従事者の資格を有するもの(アマチュア無線を除く)
- 工業系の高校、高専、短大、大学等を卒業している または指定数以上の単位を取得していること
高校在学中に甲種4類と乙種7類を取得できる理由としましては上述した通り、受験前に①に該当する電気工事士の資格を取得していたからです。⚡(´∀`*)ウフフ
(^´ω`^):資格を取ると点数がもらえるジュニアマイスターという「工業高校の生徒が、資格・検定の合格を通して身につけた知識・技術・技能を積極的に評価しようという制度」があり、それの点数稼ぎっていうのが大きかったです。ちなみに甲種は20点で第1種 電気工事士と同じランクでした。🏫
(管理人):甲種は受験資格があって高校生だとそう簡単に取得できないので点数が高いですね。ちなみに最年少で消防設備士を取得した例では小学生が乙種6類に合格した例があると聞いたことがあります。💯((((;゚Д゚))))❕
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「みんな」はどうやって受験したか
以上、受験資格さえ満たせば実務経験は不要で受験ができます(逆に実務経験を積むことで受験するという選択肢もあります)。🎫
(^´ω`^):弊社の場合は皆さんどのように取得していますか?🏢
(管理人):私は工学系の学部を出ていたことを利用して、入社一年目に取得しました。未経験で入社前から持っている人はこれまでいなかったと思います。
(^´ω`^):前職の後輩で電気工事士の資格は持っていないけど防災無線の工事経験があり無線の免許を持っている人がいました。🏭
(管理人):それも受験資格になりますね。💡
(^´ω`^):前々から疑問なのですが甲種5類は明らかに電気とは無関係なのに電気系の資格を持っていても受験できるのは不思議‥。🔌
(管理人):甲種は甲種でまとめられてしまってるからね…。🐢
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講習を忘れずに
甲種でも乙種でも1度合格してしまうと、免状を返納しない限り「講習」に行かなければなりません。⚠
まとめ
- 消防設備士の試験は難しい部類ではないが勉強しなくて受かる試験でもなく、学科だけなら未だしも実技試験では現場に出ていない人からすると嫌がらせみたいな問題が出てくるのが厄介であった。✅
- 消防設備士の免状は、特類と1類から7類までの全8つの種類が分けられており、それぞれにできることが異なっていた。✅
- 高校生の時分に消防設備士を受けた理由に、資格を取ると点数がもらえるジュニアマイスターという「工業高校の生徒が、資格・検定の合格を通して身につけた知識・技術・技能を積極的に評価しようという制度」があり、それの点数稼ぎっていうのが大きかった。✅
このページを作った人
平成元年生まれ、三重県鈴鹿市出身。
鈴鹿工業高等工業専門学校 材料工学科卒業後、静岡大学工学部物質工学科に3年次編入学。
その後、静岡大学大学院工学研究科物質工学専攻を修了。
就職活動をして大手企業に入社するも直ぐに転職し、青木防災に入社。
入社三年以内で実務に必要な消防設備士全類や第二種電気工事士、AI・DD総合種(工事担任者)や第三種電気主任技術者の免状を駆け足で取得した経験より当ページを作成。
現在は消防設備士として実務に携わる傍ら、月刊誌 “電気と工事(オーム社)” のコラム執筆や、自社ホームページのブログ執筆、Twitter企業アカウントの運営などを手掛ける。
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