噴射機構で分かれる2種類の消火器
一般的な業務用の粉末ABC消火器には、大きく “加圧式” と “蓄圧式” の2種類があります。🎏
ここで問題です!🚨(テレン!)
一時期、「放置されていた消火器を使おうとしたら破裂した!」といったニュースが流れたことがありますがこれが起きるのはどちらの消火器でしょうか?📺
- ア. 加圧式
- オ. 蓄圧式
- キ. 両方とも起こりえる
╭( ・ㅂ・)و ̑̑ ワカッタ!!
【タマスケ広報課長の解説】
加圧式は常時は中に圧力がかかっておらず、使おうとレバーを握った瞬間に加圧ボンベから圧力が急激に消火器内に流れこみます。🌊
一方の蓄圧式は、常時中に圧力がかかっています。🎈
加圧式の場合放置された消火器は加圧用ガスボンベから放出された圧力に耐えられず爆発する可能性があります。一方蓄圧式は常に中に圧力が加えられているため劣化した場合、徐々に錆びた箇所等から圧力が抜けています。…という訳で正解は以下の通りです!🎩
A. ア. 加圧式
劣化した加圧式消火器を噴射しようとすれば…
なお「加圧式の消火器」イコール危険というわけでもございませんが、使用年月を超えてあるいは腐食しやすい場所に長期間放置された消火器ならば、レバーを握ったとたんに圧力のかかる加圧式消火器の危険性がいきおい高くなってくるのも当然です。命を守る消火器ですから、いずれも正しくお使い下さい。 pic.twitter.com/UmDrMQyESm
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) April 30, 2017
加圧式消火器の危険性に関する動画
青木防災ツイッターアカウントより、劣化した加圧式消火器の破裂事故について注意喚起したところ、日本テレビ社様の【news every. 】内で取り上げて頂きました!
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) September 8, 2017
是非一度、ご確認よろしくお願いいたします!|д゚)✨https://t.co/IaTjLKhFM4
✍(´-`).。oO(まあガチガチの管理人の映像を見るよりも…、、㈱石井マークさん(@ishiimark_sign)のツイートの動画を見れば一目瞭然なんですけどね…。。笑)
初期消火の重要な役割を担う消火器は、蓄圧式であれ加圧式であれ「圧力容器」である事に変わりなく、いずれも適切な保管や正しい取り扱いは欠かせません。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) September 18, 2017
しかし古く劣化した製品では旧来の加圧式消火器には特有の危険があり、過去に死亡事故も発生しています。
今一度お手持ちの消火器のご確認を。 pic.twitter.com/mLQHrQMdT4
“乙6”を取得して消防設備士になろう!
まとめ
- 「放置されていた消火器を使おうとしたら破裂した!」といったニュースについては加圧式の場合で、放置された消火器は加圧用ガスボンベから放出された圧力に耐えられず爆発する可能性があった。✅
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