火災通報装置の心臓部
🔑(´-`).。oO(火災通報装置には通常カギがかかっていますが‥、、開けると内部は以下のようになっています‥。。)
音声ロムパックに纏わる“諸事情”
この火災通報装置の音声ロムパックが厄介で、何と未だにメーカーに注文して音声情報をヒトに吹き込んでもらう必要があるのです。💭
その為、納期がかかります。一時期の民泊特需の際にお客様にアホほど急かされましたが、あの時はロムパックへの音声録音が混んでいて、大体2~4週間かかると言われて毎日のように『ロムまだか聞け』という電話がかかってきていました。📞(;´Д`)マダデス!💦
ここだけの話、消防検査を受ける前に元請けとそのお客さんが揉めるというトラブルが起こり、弊社への支払いが滞るという問題が発生したので、とりあえず火災通報装置のロムパックを取ったという事がありました。これで100%消防検査が通りませんし、新たに注文しても納期がかかるという事で、ロムパックが所謂 “人質” を取ったような扱いになることも起こるみたいです。💯
👷(´-`).。oO(火災通報装置の設置工事に関しては…、、前記事 “火災通報装置の施工方法㊙part.2” 等をご覧下さいませ…。。)
ロムパックに記録された音声情報
大阪市の運用基準にて、音声情報には以下の事項を自動で読み上げるよう定めされています。📃✨
①通信信号音 (プーッ プーッ‥みたいな音)
②音声情報
- ㋐“火事です。火事です。”
- ㋑コード番号 (2回読み上げ)
- ㋒防火対象物の名称
- ㋓所在地 (住所)
着工届提出後に、㋑のコード番号という火災通報装置のある建物毎に割り振られる数字を所轄消防署から貰えるので、それ以降に音声ロムパックの発注手配が可能になるわけです。📞
参考:大阪市 運用基準 第4節
所轄消防署によって音声内容が異なる!
上述したのは大阪市内の場合で、例えば大阪府内だと富田林市や松原市では自動音声の内容に関する指導が異なります。☎💦
富田林市では以下の通りです。
- 防火対象物の名称
- 所在地 (住所)
- 電話番号 (火災通報装置の電話番号ではなくて、当該施設等と連絡がとれる電話番号)
これを忘れて着工届を作成してしまうと、松本統轄部長の細かいチェックで真っ赤になって返ってきますので注意が必要です。🌹
また、3. の “火災通報装置の電話番号” とは、火災通報装置専用のアナログ回線の電話番号のことで、それが無い場合は直接お客様に通信工事から手配して頂くことになります。
参考:消防法施行規則第25条
コメントをお書きください
へぼ担当 (金曜日, 01 3月 2019 21:40)
【申し訳なく】上記#1の投稿先間違えてしまいました。可能でしたら削除お願いします。
管理人 (土曜日, 02 3月 2019 20:13)
>へぼ担当さま
いつもありがとうございます!!\(^o^)/
電話回線ブログについてのコメント、拝見させていただいた上、消去させていただきました。
今後とも、引き続きよろしくお願いします!