先日Twitter上にて、地下鉄ホームの屋内消火栓が後ろから見ると全くそれと分からないという問題について活発に議論されていました。👀💦
通常、消火栓ボックスは壁際に設置することが多く、その視認性は赤い表示灯を設けることで確保されているという前提なのですが、地下鉄ホームや両側に店舗がある廊下等では、その中央などに設置せざるを得ないといった状況が生じます。🚇(;´Д`)❕
また、この消火栓ボックスが周囲と異なる色、例えば消防・防災の分野でイメージされる赤色であれば、それと予想し易いかも知れませんが、話題提起されたものは周囲の景観と同じような色味をしており余計に判別し難いモノでした。💔
✍(´-`).。oO(ここでは、その議論の模様とそれに対する解決案を纏めてご紹介させて頂きます、続きをご覧下さいませ‥。。)
地下鉄駅ホームで見かけた屋内消火栓ボックス
(´-`).。oO(地下鉄谷町線平野駅の消火栓が青く塗ってあることだけは覚えておいてください…。。笑)#大阪市の防災屋は消防設備の青木防災 pic.twitter.com/yL7CkLVqkf
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2017年9月29日
地下街に 淡いピンクの 消火栓 🍑#防災屋俳句 pic.twitter.com/ALffvTCkgR
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2018年6月6日
これらは消火栓とパッと見で分かるからいいんですが…。🔎💦
後ろ姿で屋内消火栓と判断できない問題
真面目な話、公共の場における、特に緊急時に使う機器・施設は、全方位からそれとわかるデザインが施されるべきだと思うんですよ。
— ソノヤマ・タカスケ (@T_SONOYAMA) 2019年1月25日
「オシャレで環境に溶け込むデザイン」で、目の前にあるAEDの存在に気付かなかったとしたら、そのデザインは犯罪的であるとさえ言えるんじゃないかと思うんですよ。 pic.twitter.com/3OKciYEcr4
(´-`).。oO(“男”と“屋外消火栓”は、背中で語るべきなんだと思いました…。。)
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2017年9月21日
@大阪工業大学 大宮キャンパス#大阪市の防災屋は消防設備の青木防災 pic.twitter.com/u9VRmXgzc1
🎨(´-`).。oO(確かに赤く塗られていなかったら…、、これが屋内消火栓であると予想がつきにくそうですね…。。)
どうすれば良さそうかというお話
✍(´-`).。oO(またまたまたまた…、、石井マークさん(ishiimark_sign)のご賢察を参考にさせて頂きまして…。。)
厳密には「法と連動したガイドラインに基づくサイン計画の」ですかね。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月25日
今日では公共設備の移動円滑化ガイドラインなども存在しますが、それらのアップデートと遵守は今後も大切となりましょう。
私が見る限りでも幾つかの課題は感じます。斯様な場所は人間および情報量が多いというのもその一つです。
話題提起されている屋内消火栓の視認性について、サインの面でルールを決めた方がいいけど、幾つか留意すべき点があるので分野の “掛け算” がある場合はよく考えて…というお話かと。💡
特に時間帯によって多くの人々が行き交う交通機関では、利用者そのものが視認性の妨げとならないような位置に重要な情報を掲示する必要も出てきます。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月25日
平時の移動利便性の為の情報量と、有事の避難誘導灯そして非常停止ボタンの情報とて競合しやすいですから、そこもサイン計画の要点となりましょう。 pic.twitter.com/03c9VznANS
“色”による視認性へのアプローチ
もう一つが「色」です。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月25日
♪赤いシグナル非常のサインという皆様も大好きな歌詞が示す通り、消防法設備も、SOS非常ボタンも、列車の非常停止ボタンも、AEDのシンボルマークも日本では「赤」がしっくりと理解されるとの事なのですが、国際規格ISO3864・7010では消防だけが赤。他は「安全設備」の緑です。 pic.twitter.com/jIHILO5j1x
日本では “赤色” のモノが多いAEDも、国際的には “緑色” の理解であるとは、何とも意外な感じがしませんか。🗽💦
これらの例のような “色による住み分け” が全体のルールとして設けられることで、より認識しやすい意味のあるものになっているんですね。💡(´∀`*)ウフフ
ときに「駅ホームにある消火栓」から思い出したのは、以前にも取り上げた「新大阪駅の在来線ホームにある表示灯が赤くなかった件」です。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2019年1月26日
実はあれから改めて確認しました。確かにホームの消火栓は表示灯が赤くなく、コンコース内では赤です。
信号機との競合・混乱を避けた説は有力かもしれませんね。 pic.twitter.com/QfjbJmQrKw
消防用設備側からの工夫案
🧯(´-`).。oO(いや分からないな(確信)‥、、〝見える化〟が必要な案件ですね‥。。) pic.twitter.com/FW6DjVMdIz
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2019年1月25日
表示灯、近年フラット化などで注目されていますがアレの視認性って壁付け前提の話で、真横以降ってもう出っ張ってようが何してようが見えないですからね。表示灯についてのみ言及すれば、それこそアタマに🚨的なものなら解決出来るかもしれませんが‥。https://t.co/x9qOiLGLfQ
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2019年1月25日
この怪しげなパトランプは、消火ポンプ起動の合図でしょうか。
— 青木防災㈱【公式】🧯 (@aokibosai) 2017年12月24日
発信機もあるので、こちらも押せるのかもしれませんね。
放水訓練中にベルが鳴り響くようなうるさい設計にはしないと考えられますので、こちらがピカピカして場を盛り上げてくれることでしょう。pic.twitter.com/wIy4r3W5ZW
🚨(´-`).。oO(上記はパッと思いついた一例ですが…、、壁付で設置できない消火栓が全方位的に認識できるような工夫は必要ですよね、というお話でした…。。)
まとめ
- 消火栓ボックスは壁際に設置することが多く、その視認性は赤い表示灯を設けることで確保されているという前提なのですが、地下鉄ホームや両側に店舗がある廊下等では、その中央などに設置せざるを得ないといった状況が生じた。✅
- 壁付で設置できない消火栓が全方位的に認識できるような工夫は必要であった。✅
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りゅう (水曜日, 30 1月 2019 12:55)
消火栓て何?って人
多いですよ(・_・;)
スタイリッシュなデザインも
いいですが、災害時に消火栓と分からないと
いけませんし・・・・
せめて消火器くらいの位置は
知っておきたいですね
電験3種やり始めましたが
訳わからん(・_・;)(・_・;)
何が分からないかもわかんないw
管理人様の記事読み返してみるか(・∀・)
管理人 (水曜日, 30 1月 2019 16:49)
>りゅうさん
コメントありがとうございます!!\(^o^)/
何か明確なルールがあればそれに沿ったデザインになると思うんですけどね。
消火器も含めて、それに興味を持てるように広報していきたい次第です。
電験三種、小職も初めて過去問をしたときは理論のA問題が15問中1問しか自力で分からなかったと記憶しています。しかし、同じような問題を繰り返し暫く解いていると出来るようになってきますから自分を信じて続けてみて下さい。
もちろん、弊社ブログも読み返して下さいね!!笑
応援しております!!