2018年の日本の今年の漢字が「災」になる程、自然災害が相次いで起こりまして、その被害を受けた物の中に御多分に漏れず弊社が取扱う消防用設備も含まれております。🍥(;´Д`)💦
この記事では画像の “暴風でなぎ倒されたホース格納箱” の、復旧工事を行った模様を紹介させて頂きます。🌀
また、併せてコチラの屋外消火栓ホース格納箱に関する消防法にも触れていきたいます。📝✨
✍(´-`).。oO(既設のホース格納箱についている “あるモノ” が…、、消防法上は無くてもいいという扱いでしたね…。。)
◎ ホース格納箱の被害状況
冒頭にありました画像の通り、台風によって屋外消火栓のホース格納箱が破損しておりました。🌀(;´Д`)💦
💔(´-`).。oO(何てチカラなんだ…、、何てパワーなんだ…。。)
◎ ホース格納箱の設置基準
消防法施行規則第二十二条の第二項にて、以下の条文が謳われております。🎤👷♪
- 屋外消火栓設備の放水用器具を格納する箱は、屋外消火栓からの歩行距離が5メートル以内の箇所に設けること。ただし、屋外消火栓に面する建築物の外壁の見やすい箇所に設けるときは、この限りでない。
◎ 表示灯は「消火ポンプ起動」用のみでOK…!
また、屋内消火栓設備と異なり、位置を示すための赤色の表示灯を設ける必要はないです。🚨(;´Д`)👌✨
しかし屋内・屋外消火栓は及び消防用ホース格納箱内の遠隔起動ボタンにある、消火ポンプの始動を示す赤色の表示灯は、屋内消火栓ホース格納箱の内部又はその直近に設ける必要があります。💡
🔘☜(´-`).。oO(押さないと…、、水の勢いが出ません…。。)
この遠隔起動ボタンの認知度が低いことがTwitter上にて発覚しておりますので、併せて “屋内・屋外消火栓の放水時は消火ポンプ遠隔起動ボタンを押して!” の記事も確認下さいませ。📖
ただ、ポンプ起動時にボックス内の表示灯は見えませんから、外側の表示灯を “点滅” させる事で代用している感じになります。🚨
◎ 新しいホース格納箱の設置
✍(´-`).。oO(以下は一応、消防法施行規則第33条の2〔消防設備士でなくても行える消防用設備等の整備の範囲〕に…、、「消火栓箱・ホース格納箱の補修」と謳われていますので誰でも出来る内容かと…。。)
🚨(´-`).。oO(今回は回復工事だったので…、、表示灯も更新して設置させて頂きました…。。)
◎ 1類の消防設備士免状取得のススメ
◎ まとめ
- 消防法施行規則第二十二条の二にて、屋外消火栓設備の放水用器具を格納する箱は、屋外消火栓からの歩行距離が5メートル以内の箇所に設けることが定められていた。✅
- 屋内消火栓設備と異なり、位置を示すための赤色の表示灯を設ける必要なかったが、回復工事のため今回は設けた。✅
- 消火ポンプの始動を示す赤色の表示灯は、屋内消火栓ホース格納箱の内部又はその直近に設ける必要があった。✅
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