昨日行われた “平成30年度 消防機器等に関する研修会” にて情報をインプットしてきましたから、ここで整理してアウトプットさせて頂きます。🎲♪
実は昨年度も同じ “消防機器等に関する研修会” に参加しており、その後に記したブログに「点検報告書“電子化”で生産性UP⁉」というというものがありますからそちらもご参照くださいませ。🚩
まだまだ注目されるであろう民泊の話題や、今年度に起こった火災や法改正に纏わる情報が盛りだくさんでしたから、管理人のフィルターを通してギュッと濃縮還元してお届けさせて頂きます。🍇(・ω・)ノ🍸笑
塩谷さんの話
🎲(´-`).。oO(塩谷さんの話…、、略して “シオバナ!” なんて官僚の方に言ったら干されますかね…。。笑)
このようなイベントで “行政” つまりルールを決める側の方の意向を知れるのは大変有り難いですね。🌐✨
管理人が注目している民泊の話題ですが、昨年は消防用設備のルールの話が多かったように記憶していますが、今回は訪日外国人が分かりやすいような防災面の対策についての話が多かったかなと思いました。🗽💭
また、例年通り消防用設備点検報告の報告率についてや、法改正による(3)項ロ 飲食店の消火器設置義務化による点検報告率低下への対策である、以前ブログ記事でも言及させて頂きました “消火器点検アプリ” についても触れられていました。👏
多言語化・視覚化
この時、塩谷さんが仰られていたことに『外国人の方用の何かをあれこれ新設するわけでは無く、今あるものを工夫して使っていく‥』という主旨のものがありました。🚆
例えば駅に掲示されている広告一つとっても、最近はポスターではなくデジタル画像が増えているように感じます。📷❕
デジタルだと中身の変更が利くので、有事の際には災害情報を掲げるものに素早く変更する事が可能ですね。📻
👓(´-`).。oO(ここ最近ホットな話題でして…、、駅などにもデジタルサイネージが増えている印象です…。。)
また、有事の際も動くこと(非常電源や耐火・耐熱性)があれば立派な消防用設備と同じ、いやそれ以上の役割が期待できると思いました。💡
画像のような矢印付き通路誘導灯としての利用を想定する位置にデジタルサイネージを設けるのであれば、例えばこの進行方向の感知器(火災報知機)が作動している場合のみ矢印の向きを変えるなど、避難者を適切に誘導する手助けになりますね。♲✨
音声・点滅機能付き誘導灯用の煙感知器は当該避難口付近で発報していたら作動しないよう設定されていますが、こちらのデジタルサイネージもそのようになる可能性があると感じました。
“やさしい日本語”と多言語放送
現在発売されている非常放送設備のアンプで設定できる言語は『日本語+英語』の二か国語です。📻♪
ニーズの多い中国語や韓国語はデフォルトでは設定できない為、これから製品が出てくることになりそうです。🍜
スライド上にもありますが、日本語を含めて4か国語以内というルールは定められています。🗾
例えば「火事です、火事です!」と言ってから「There is a fire!」「是作为火灾的火灾。」「화재입니다, 화재입니다!。」などと放送されると、日本語しか聞き取れない方が次に日本語放送を聞くまでに時間がかかってしまいますよね。👂💦
そういえば以前、弊社の石崎社員に『なんかカセットとか入れて簡単に言語追加できたらいいんですけどね。』と言ってみたところ、『カセットなんて今誰も使ってないやんか。』と返答されましたが、今の時代に “カセット” でカセットテープを指すわけないじゃないですか…と思いまして皆様いかがでしょう。💔
…ということで次は “やさしい日本語” についてです。🎤笑
少々前になりますが、以下のツイートをさせて頂きましたところ様々な方面から反響がありましたのでご確認ください。🐥♪
非常放送やデジタルサイネージにおいても「やさしい日本語」を導入しようという試みがあります。
— 青木防災㈱【公式】🚒 (@aokibosai) 2017年12月11日
Ex.『ただいま〇階の火災報知器が作動しました』⇒『〇階で火事かもしれません』
『ご安心ください』⇒『安心してください』https://t.co/QSPSqjzx84 … pic.twitter.com/G6hzIGmXGw
消火器ピクトグラムの活用!
OSAKA以外の“特区”
参考:国家戦略特別区域法
吹田市や松原市など一部謎の例外がありますが、弊社が拠点としております大阪府と大阪市は民泊の特区でして、合法民泊化に際して消防用設備の特需が発生したのは記憶に新しいです。📞💦
大阪ばっかりに目を向けていましたが、改めて見ると東京って大田区だけなんですか。🗼((((;゚Д゚))))⁉
そしてなぜこの写真を撮ったかというと、以前お邪魔しましたフラー株式会社さんのある千葉や、その役員の方々の出身である新潟も特区であったということに気付き驚いたからです。❕
管理人は新潟県に行ったことが無いのですが、詰まる所 “観光客を呼びたいエリア” に指定されているわけですから、その魅力を一度この目で確かめてみたいなと思いました。👀♪
坂本さんとの話
💳(´-`).。oO(お名刺交換させて頂きまして肩書きが「企画調整係長(併)制度係長(併)防災管理係長」ってナガイナガイナガイナ…。。)
参考:産経ニュース
お話は東京都多摩市で起こった工事現場の火災について、防火管理面の切り口で言及していく内容でした。📰
それについては割愛しまして、管理人がより興味のある民泊についての話を懇親会の時間にさせて頂いた話について記します。⏰
坂本さんは北海道エリアの担当のようで、北海道はダントツで民泊新法による申請が多いとのことでした。📝
✍(´-`).。oO(皆さん…、、何故だと思いますか…??)
理由として、北海道は時期によって観光客の入り人数が全然違う為、営業日数180日縛りの影響を受けにくいという事を仰られていて、なるほど納得でございました。⛄♪
“型式適合検定等”を受けているので…。
ここでは “型式適合検定等” の不具合事例ではなく、まずそれなんやねんカタシキテキゴウ…って当記事をご覧の方は思われるかもしれないので、それについて言及していきます。(;・∀・)💭
懇親会こそ情報の宝庫!
💪(´-`).。oO(力こそパワー…!!)
また、小規模自火報が設置されているような一戸建て民泊の消防用設備点検もお客様で点検・報告できるようにしましょう、ボタンを押すだけの簡単な点検にいつまでもプロが介入していては業界の進展を妨げます。…というのが管理人の意見なのですが、途中から割って入ってきた御喋りな👴は「業者がやるべきだ!」と声高らかに仰っていました。📣
他にも消防設備点検資格者を難しくしろ、とか消防設備士の地位向上を!などと言っておられましたがお話の各所に論理的矛盾があり、それを管理人が「だから◯◯なんじゃないですか?」と指摘すると『そうなんです!』と謎に同意するフレーズを言い放ったかと思えばまたベラベラ話し出して議論にならないという始末でした。💔💦
なかなか強烈だな…と思ったと同時に、何だか日本の縮図を垣間見たような気分にもなりました。🗾
…がんばっていきましょう!💪(;´Д`)✨
鶴橋で元お客さんと鍋
研修後は移動しまして、鶴橋にて以前民泊の消防関係をご依頼いただいた関係で知り合いました起業家のお客さんとお鍋を食べに行きました。🍲(´∀`*)ウフフ♪
“ちりとり鍋” って食べたことが無かったのですが、お鍋と焼き肉の中間みたいな感じでとても美味しくご飯がすすむすすむ…。🍚笑
そして、話は民泊を利用される外国人ゲストの方々の防災になっていき『外国人は観光や防災の情報が取りにくく、実際に全然知ることができていない。』という現状が問題だということで…。📡
ならば、防災と観光を切り口に『ホスト・ゲスト間のコミュニケーションをもっと円滑かつ効果的なものにしよう!』という結論に行きつき、そのようなアプリを作ってみよう!という話になり、現在色々調べております。📲
楽しみです。
まとめ
- 北海道は時期によって観光客の入り人数が全然違う為、営業日数180日縛りの影響を受けにくいという事を仰られていた。✅
- 参加前から塩谷さんと消火器アプリの話をしてやろうと心構えていたので、色々お話させて頂くことができた。✅
コメントをお書きください
北の予防課 (日曜日, 14 10月 2018 11:27)
北の方で予防業務を担当している者です。
設備の施工風景や、裏話等大変参考になり、このブログには非常に助かっております!
今回の非常放送設備も私にとってタイムリーな話題であり勉強になりました
今後とも更新楽しみに待っています�
管理人 (月曜日, 15 10月 2018 09:06)
>北の予防課さん
コメントありがとうございます!!\(^o^)/
ブログの方、予防課の方に直々に読んで頂けまして大変嬉しいです!!
これからも更新したいことが山ほどありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
北の方面は、一層寒くなってくると思われますがお身体の方ご自愛くださいませ。