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防火管理者の選任と消防計画作成方法

所轄消防署予防課の事務室
所轄消防署予防課の事務室で手続きを…。

防火対象物の収容人数が、民泊のような不特定多数の方が出入りする特定防火対象物の場合は30名以上から防火管理者の選任が必要となります。🎳(;´Д`)💦

 

以前より防火管理者が未選任、もしくは手続きが滞っており民泊福祉施設等の申請が延びる、という事が起こっていました。📅

 

そこで、今回収容人数50人以下の非特定防火対象物である、弊社の(15)項 事務所に、防火管理者自主設置することで当該手続きを知り、広報させて頂くこととしました。📰✨

 

✍(´-`).。oO(必要な書類を準備して消防署へ向かう事で…、、皆様の来署回数を1回減らすことが本記事の目標です…。。)

まず、所轄消防署の予防課へ


平野消防署の事務所
“平野消防署の事務所は ひだり になります。”

防火管理者講習の際にも習いましたが、防火管理者を選任する上で必要な書類は主に以下の2つです。📝

  1. 防火管理者選任届
  2. 消防計画作成届

こちらの表紙はインターネット上でもダウンロードできますが、今回は所轄消防署にてどれくらい懇切丁寧に教えて頂けるのかという情報も知りたかったため、予防課さんに直接取りにいかせて頂きました。👮♪

 

『分からんとこあったら何でも聞いてください』って感じで、やはり懇切丁寧な対応で御座いました。🌽✨


知っていれば事前に用意できる書類関係


火元責任者 ポンプ小隊長!
火元責任者 ポンプ小隊長!

一度持ち帰って記入してもらう事を前提としている為か、正・副の2部が必要な書類を1部のみ渡されました。🎁

 

その1部に要項を記入し、それをコピーし、その後に2部分捺印して提出、というのがセオリーのようです。👥♪

 

消防署に2回も来てたまるか!という方は、事前に準備をして持っていきましょう。💡

 

建物の一部を使用する上で防火管理者を選任される方は、管理権限者(所有者・オーナー様)の署名捺印が必要ですから、インターネット上でダウンロードして2部ずつ用意しておきましょう。💯✨

 

署名・捺印建物の管理権限者である方は、その場で2部書類を貰って、記入・捺印すればいいかなと思います。(;´Д`)👌

参考:大阪市 防火管理関係


届出に添付する図面関係


防火管理者関係書類
所轄消防署にて頂いた防火管理者関係書類。 ※クリックで拡大

また、署名捺印する箇所がある他、消防計画には幾つか添付する書類がありますので、その場で記入して提出するのであれば下記の書類を準備をしなければなりません。(;・∀・)🎱

  1. 建物の平面図
  2. 付近見取図〔避難経路図〕

1.の平面図は他の届出類で使用したものがあればそれを持っていけばまず大丈夫でしょう。🗾

 

また、2.の付近見取図ですが、管理人は最初、近くの避難所までのルートが載っている縮小されたものを添付したのですが『小さいですね…。』との事でした。💔(´∀`*)ウフフ

 

普段着工届設置届に付けているマピオンで作ったものでOKとのことでしたので、こちらも2部印刷して持っていきましょう。🌎


自主選任の私が用意した図面…


💔(´-`).。oO(ひでぇ!!…、、幾ら何でも酷い…。。笑)

 

※普段はCADを使用してパソコン上で図面を作成しています。

 

手書きの酷い図面だと予防担当者様の苦笑いを誘うことになりますが、何とか受理して頂けることが分かりました。📪(;・∀・)👌

 

付近見取図に関しても、以前どこかの消防署で予防担当者様教えてもらいながら手書きで作成されている光景を見たことがあります。💡

 

以下の画像は弊社が愛用させて頂いておりますMapionという地図サイトでして、その検索結果をスクショ※して、2部印刷して持っていけば予防課の方とお客様の両者の負担が軽くなりますから、そうされるべきでしょう。💯(´∀`*)ウフフ✨


※スクショ‥スクリーンショットの略。パソコンキーボード右上に[Print Screen]というキーがあるのでそれを押すと、どこかのフォルダにパソコンの画面に表示されている画像が、画像ファイルとして保存される。マルチスクリーンにしている方は[Alt]+[Print Screen]で、選択中の画面のみ画像ファイルとして保存できる。

“修了証”のコピーも忘れずに!


提出書類として『防火管理者講習 修了証のコピー』があります。👀(何かをやらかした目)

 

🎫(´-`).。oO(原本を持っていれば‥、、消防署の方に御厚意でコピーして頂けるという可能性も…。。)

防火管理者修了証のコピーを提出
この修了証のコピーを提出する必要が…。
防火管理者全て2部ずつ提出
修了証以外は全て2部ずつ提出します…。

防火管理者になれました


提出必要書類を揃え、待つこと15分程…手続きが終わり無事防火管理者に選任させることとなりました。🎫✨

 

防火管理者選任届と消防計画の副本と同時に、消火訓練通報書と記入方法の用紙を頂いて帰社しました。🚲♪

 

防火管理者“届出済”の赤い印鑑
“届出済”の赤い印鑑が無事押された副本たち…。 ※クリックで拡大
消防(防火)訓練通報書と記入の仕方
消防(防火)訓練通報書とその記入の仕方の用紙。

年に二回、消防訓練を実施する義務があり、それの手続きなどを行うことが防火管理者の業務に含まれます。💡

 

その際にこちらの用紙を所轄消防署に提出して『適切に訓練します!』という事を報告する必要があります。📣

 

二回のうち一回は、消防署の方の立会いの下訓練を行いますから、事前に来署して用紙提出と同時に日程調整も行います。📅

 

もう一回は消防署の方の立会いなしで構いませんから、用紙記入後にFAXで流して提出すれば良いとのことでした。📞

 

所轄消防署によってFAXやメールでの提出でOKという融通が利いた措置を取って頂けます。管理人の偏見ですが、田舎の消防署であればあるほど、メールやFAXを受け付けておらず逐一来署を求められる傾向にあり非常に厄介です。

火元責任者、定めてみた


防火管理者の業務の一つに『火元責任者の選任』がありますから、ここでは作成の都合上3文字の名前の方を選ばせて頂きました。🎨

 

御覧の通り、弊社社長火元責任者に選任させて頂きましたので、一社員である管理人防火管理者となることで下剋上が起こることとなりました。🏯(´∀`*)ウフフ

3文字の名前の方は作成が楽
3文字の名前の方は作成が楽なので…。
社長は台所を良く利用します
社長は台所を良く利用しますので…。
更衣室は石塚社員
更衣室は石塚社員に任せましょう…。

まとめ


  • 防火管理者自主設置して当該手続きを知り、広報することで、お客様に必要な書類を準備して消防署へ向かってもらい来署回数を1回減らすことが本記事の目標であった。✅
  • 建物の一部を使用する上で防火管理者を選任される方は、管理権限者(所有者・オーナー様)の署名捺印が必要であり、インターネット上でダウンロードして2部ずつ用意しておくべきであった。✅
  • その他持ち物として、図面類防火管理者講習修了証が必要であった。✅
  • あと印鑑は持っていくべきであった。✅