火災の規模には “小火(ぼや)” から、山火事や震災の二次被害などで発生する “大火(たいか)” まで様々です。🔥
その為、消火をする為の機器の種類・パワーも大小さまざま用意されています。🌊(;・∀・)🚒💦
ここでは “消防マニア” さんからご紹介頂きました(本当に有難う御座います)、普段見かけることのない規格外の威力を誇る “消火モンスター” を紹介させて頂きます。🐉💨
🗻(´-`).。oO(毎分4000 ℓ 以上の放水って…、、圧倒的過ぎて想像できません…。。笑)
参考:日本機械工業株式会社
大容量“送水”システム
こちらはオランダのHYTRANS社のホームページより引用させて頂きました “大容量送水システム” の画像になります。📷✨
ホームページ上に “mobile water supply” と書かれている事から、同社は “可搬の大容量水源” の専門業者であると考えられます。🚒
日本にも同様の設備の取扱いがあり、原子力発電所のある電力会社さんや、石油コンビナートのある地域に順次配備されているようです。⛽💦
✍(´-`).。oO(これらの云わば “海水を水中ポンプで汲み上げて大規模送水するシステム” のお値段は億円単位になるようで…、、総務省消防庁からの貸与品になっているとのこと…。。)
特製ホース
まず、気になるのは “超ロング特製巨大ホース” の敷設方法ですね。🐉💦
画像中では人間がホースを持っています。👥💡
しかし実際は『トラックを時速30㎞程度で走らせて引きずり出していく』というスタイルが取られているようです。💨
🚛(´-`).。oO(時速40㎞は出さないで…、、とのことです…。。笑)
ホースが山盛り積載されている時は結構な高さですが、緊結金具をそのまま “ドーン” と落としてしまって大丈夫なのかと少し心配になりますよね。🌎⤵笑
訓練の様子
トラックが前進するのに伴ってズルズルと大口径ホースが引き出されているのが分かります。🐍
ちなみに、こちらの東京消防庁のものは150Aとの話で、まだマトモな部類らしいです。((((;゚Д゚))))👻❕
特にこのような規格外の設備は、日ごろから訓練をしておかないと有事の際に効力を発揮しきれないでしょう。💡
しかしその労力も凄まじく、片付けて洗浄して整備して…と大変手間がかかるらしく東京消防庁さんですら四苦八苦しているそう。🗼💦
300A!?
参考:関西電力
ちなみに、関西電力さんは300Aのホースを使用されています。🚛💨
写真をご覧の通り、大小関係が我々の常識を超えていますね。👻
🍵(´-`).。oO(滅茶苦茶だこりゃ…。。笑)
また、消防マニアさんの話によりますと、こちらのバケモノホースの作成には高い技術力が必要となることに加え、"1㎞" などの大口発注となる為、熾烈な入札による競争が行われているようです。💰\(゜ロ\)(/ロ゜)/💦
もちろんメンテナンスにおける "手間・ノウハウ" も桁違いになる為、会社としては仕事が増えて大喜びですが超大変という現象が起こるみたいです。🚒♪
パッケージコンテナユニットの大容量ポンプ
参考:Enelog
元々、HYTRANS社さんにて製造されていた大容量送水システムのポンプは、写真のようなコンテナタイプのものでした。
パイオニアであるHYTRANS社さんが石油化学コンビナート火災専用に開発したものを、十勝沖地震における出光苫小牧大火災の教訓から当該パッケージコンテナが各コンビナートに配備しておき、いざという時はそこから大型トレーラーに乗せて移動させて使用するという手法を取る計画が策定されました。
しかし、東日本大震災で東京湾に面したコスモ石油の製油所で大火災が起こった際、地震による交通の混乱や、地割れ、段差などが電員で、コンテナを運ぶ "トレーラー" が届かなかったという大失敗が起こったそうです。💔(;´Д`)🚛
コンテナの運ばれ方
📦(´-`).。oO(写真と共にご覧頂きまして…、、理解を深めて下さいませ…。。)
皆様お馴染みの "コンテナ" は以下の手順で運ばれています。🚛♪
- コンテナ船にて何処からコンテナが運ばれてくる。
- "ガントリークレーン" という大型の機械で船から吊り上げる。
- トレーラーに乗せられる。
- 目的地へ荷物を配送する。(もしくはコンテナターミナルで大型フォークリフトを用いてトレーラーからコンテナが降ろされる。)
荷物が積載されたコンテナは、何十トンという重量になるので、そう易々と動かせるものではありません。💔(;´Д`)💦
パッケージコンテナタイプの大容量送水ポンプも相当する重量であると考えられるため、可搬とはいえ運搬には条件がいくつもついてくるでしょう。💡
上記で述べた通り、東日本大震災の際にトレーラーが往生して運べなかったという教訓より、車載式の一体型システムに改善されたと伺っています。📝
港周辺で、コンテナが多量に運搬・蔵置されている場所のことを "コンテナターミナル" といい、上空から見ると綺麗です。🚢✨
ここでの視認距離(視認可能距離)とは、ひらがな/漢字および文字サイズの違いが、どれ位の距離から見る(判読できる)かの想定にも影響するという意味です。
— 株式会社石井マーク (@ishiimark_sign) 2018年5月12日
そして今回のものはパスケース等に入れて"目の前の話し相手"に読ませる事を想定していますが、その場合は判読しやすい文字が"先に"目に入ります。 pic.twitter.com/KltOj75756
コンテナ物語
"コンテナ" による物流がいかに世界を変えたかが語られています。🌎⤴
勿論ノンフィクションで "MAERSK" を始め、実在する企業がどのようにして大きくなったか等も書かれており、それらも併せて楽しみながら読めたなと記憶しています。📚(・∀・)
例えば管理人も超お世話になっているAmazonを筆頭に各ECマーケットは情報革命と共に成長し、現在はその存在無しに語れません。💻♪
しかし、そのソフト面の革命の前に "ハード面の大革命" として、この本の主題でもある "コンテナの誕生" がありました。🎂✨
📖(´-`).。oO(必読の一冊というやつですね…。。)
まとめ
- 消防マニアさんに普段見かけることのない規格外の威力を誇る “消火モンスター”について紹介頂いた。✅
- 300Aのホースや、コンテナに乗った大容量ポンプなどの使用方法について学んだ。✅
- 東日本大震災の際にトレーラーが往生してコンテナ式の大容量ポンプが運べなかったという教訓より、車載式の一体型システムに改善された。✅
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