練習用ExcelファイルとPDF
拝啓 “ヘーゼン・ウィリアムス” 様
圧力損失計算において、最終的に “管長1m当たりの摩擦損失水頭” を計算します。🍄♪
その際、以下のヘーゼン・ウィリアムスの式を用います。🔢
H = 1.2×(Q^1.85 ÷ D^4.87)
✍(´-`).。oO(Q:流量(ℓ/min)、D:配管の内径(cm)です…。。)
セルに入っている計算式は以下のようになっています。👀❕
=IF(C5=0,"0",(1.2*(C7^1.85/(C5)^4.87))/100)
…どうですか?何か難しそうで嫌ですよね。🔰(;´・ω・)💦
まず、“ヘーゼン・ウィリアムス” という仰々しい名前を、計算式にしてしまったことがいけないと思います。🍳💨
もっと親しみやすい “ゆでたまご” とか “つのだ☆ひろ” の式、にしてくれれば中高生にも人気!になったのではないでしょうか。🏫
こんな式を “毎度お世話になっております、青木防災です” と、えっちらおっちら やっておりましたら「日本の生産性って、アメリカの半分以下らしいよ!チョベリバ」なんて欧米の女子高生に笑われてしまいますのでExcelでサッとやってしまいましょう。💻
そういえば以前にも、水道直結式スプリンクラーの計算で使う “ウェストンの式” について同じような事を言っておりました。📣笑
Excelで役に立つコマンド集
弊社に元々あった圧力損失計算書のフォームに、管理人が一手間加えたものを現在用いて着工届に添付しております。📁
Excelの “え” の字くらいしか触れませんが、初心者の方や圧力損失計算書に慣れていない方の助けになればと思っています。🔰
✍(´-`).。oO(あの地獄の実験レポートの成果が…、、ついに今ここで発揮される…。。)
1. “IF”でしょ!!🌳
“IF関数” を簡単に言うと「ここのセルに “コレ” が入ったら “アレ” を表示して、違ったら “ちゃうヤツ” 表示して。」という “Yes or No” を判断させる命令ができます。🎬♪
💻(´-`).。oO(プログラミングする人は…、、True or Falseとか言うのかなあ…。。)
ちなみに、管の呼び径を入力すれば対応した “内径” が出るようにしたのが以下の式です。💡
=IF(C4=25,"27.6",IF(C4=32,"35.7",IF(C4=40,"41.6",IF(C4=50,"52.9",IF(C4=65,"67.9",IF(C4=80,"80.7",IF(C4="0","0",IF(C4=100,"105.3",))))))))/10
スプリンクラー設備の “管の呼び径” で “内径” は決まるので、もし25Aやったら27.6を、32Aやったら35.7を…と100Aまで入力してあります。(・ω・)ノ💻♪
100Aまでなら “直感的に” 計算してくれるIF関数を使えばいいかと管理人は思っていますが、数式入力欄には限りがあるので、これ以上長くなると文字数がオーバーしてしまいます。💔
その際は “LOOKUP” という表などから特定の値を呼び出してくる関数🎣を使えば便利ですが、まず “IF” でしょ!!と思ってます。👑
2. 右下の■を押しながらピーッ🎺
Excelの便利なところとして、一つのセルに式を入れれば同じことを他のセルでも行えることですね。👥♪
✍(´-`).。oO(以下、基本中の基本で恐縮ですが…、、以下をご覧くださいませ…。。)
これでバババッと瞬時に計算が終わりますので、いちいち同じ式を打ち込んだり電卓を叩いたりという生産性の低い業務を省略することが可能です。⏰(^^)/✨♪
3. “ROUNDUP”で数字の切り上げ🎳
Excelで数式を入れて計算すると、コチラが指示を与えない限り小数点以下をセルのスペースがある限り表示してきます。🔢(;・∀・)💦
セルの幅が違うと、表示される桁数が若干異なる為、そこを細かすぎて伝わらない予防担当者の方に指摘される場合があるので、以下の “ROUNDUP” 関数で繰り上げしておきましょう。👒♪
例: =ROUNDUP((C38+D38),3)
後ろの “3” は小数点以下3桁まで計算して下さいExcel様!という意味の “3” です。👓✨
🕯(´-`).。oO(決して…、、 “ドルドルの実の能力者” であるMr.3というアニメのキャラクターを意識しているわけではありません…。。)
まだ1類の消防設備士免状持ってないの?
管理人がスプリンクラー設備の施工に携わる為に資格取得した際に使用した参考書を紹介します。📢♪
📚(´-`).。oO(結局のところ…、、これで十分でした‥。。)
1類は損失計算など、設計をしない限り実務で触れる機会がないことも出題されるため、それになれる必要があります。🔢💦
しかし、ここで一度勉強しておくと、1類消防設備士を取得してからの着工届作成時に少し楽になるかと思いますので、惜しみなく理解に努められればと思います。💪♪
まだ、テキストをお持ちでない方は "消防設備士1類 超速マスター" ←のリンクよりお求め頂けます。
まとめ
- スプリンクラー設備の着工届を作成する上で、図面類の次に参入障壁となっているのが “圧力損失計算書” の作成についてよりExcelの説明に近づけて差別化し、初心者の方でも取っ付きやすい事を狙ったページであった。✅
- “ヘーゼン・ウィリアムス” という仰々しい名前を、計算式にしてしまったことがいけないと思った。✅
- “LOOKUP” という表などから特定の値を呼び出してくる関数🎣を使えば便利だが、まずExcelは “IF” であった。✅
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未熟者 (木曜日, 28 5月 2020 19:46)
こんばんは。いつも楽しく拝見しています。
屋内消火栓の圧力損失計算をどのようにやってはるのか見たいです。機会があれば記事にしてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。