消防設備士講習の模様
前回書いた “講習受講の注意” という記事にもありますが、お金を払ってこの講習を受けています。💰(´・ω・`)
具体的にいくらなのか、そして生涯にわたりこの講習を受けると総額どれくらいなのかを前回計算して記していますので、ご興味のある方はソチラも併せてご覧くださいませ。👀♪
持ち物は以下の通りです。
- 受講票📪
- 消防設備士免状🎫
- 筆記用具✎
会場の雰囲気は撮影していませんが、今回消火設備という事で男女比が男100に対して女1くらいでした。💔笑
(´-`).。oO(オイ…1:100って、、図面の“縮尺”かよ…!!泣)
“科目免除”のスタンプGET
他の区分の講習を “6ヶ月以内” に受ける場合は希望により科目免除を受けられます。 ⏰(・ω・)ノ
次の回の受講票を持っていくか、次の回の受講時に前回の受講票(返却される)を持っていくかする事で免除可能とのことです。💡
💔(´-`).。oO(前回はこの “科目免除” の制度を知らず、、単発で受講してしまいました…。。)
正直なところ、スローで丁寧な説明をダラダラ時間をかけて聞くより、能動的に自分でテキストを読んだ方が明らかに身になると思っていますので科目免除はすべきかと。(;´Д`)👌✨
“効果測定”の問題と解答
消防設備士講習の最後に “効果測定” という出席をとる目的で行う小テストがあります。📝
✍(´-`).。oO(講習テキストを見てもOKなので、、問題をメモすることも可能です…。。)
今回、講師が3名いましたが、“ここテストに出ます” 的な事を教えてくれる方は1人だけでしたので調べる手間がかかることもあったかと思います。💡
白紙で出さない限り、問題を間違えようが構わないのですが、全部正解したいという気持ちってありますよね。💯(;´Д`)👌✨
役に立つ内容なことは確かですので、一度問題を見て回答してから、解答をご覧いただければと思います。👀♪
問1 消防設備士の義務違反で誤っているものはどれか。
問2 消防用設備等の点検及び報告について、次のうち正しいものはどれか。
答え:4
①は言われたから点検…って違いますし、②の機器点検は半年に一回です。
③は特定防火対象物であれば1年に1回の報告ですが、非特定防火対象物であれば3年に1回の報告で構いませんね。
(´-`).。oO(カンタンですね…。。)
問3 防火対象物における消防用設備等の設置工事が完了した場合、その旨を消防長などに届け出て検査を受けなければならない防火対象物で、誤っているのはどれか。
- 延べ面積500㎡のマーケット
- 延べ面積300㎡の旅館
- 延べ面積200㎡の作業場
- 老人短期入所施設(消防法施行令別表1(6)項ロ)
(1類)問4 屋内消火栓について誤っているものはどれか。
答え:3
屋内消火栓の防護範囲は “1号消火栓及び広範囲2号消火栓は水平距離25m以下” であり、2号消火栓は水平距離15m以下と定められています。
✍(´-`).。oO(広範囲型2号消火栓へのシフトという記事に詳しく記載しています…。。)
(1類)問5 次のスプリンクラーヘッドに関する記述のうち誤っているものはどれか。
- スプリンクラーヘッドには、閉鎖型ヘッド・開放型ヘッド・放水型ヘッド等がある。
- 種別の異なるスプリンクラーヘッド(放水量・感度の種別など)は同一階の同一区画(火災発生時に設置されているヘッドが、同時に作動すると想定される部分)内に設けることはできない。
- スプリンクラーヘッドのデフレクターから下方0.3m以内で、かつ、水平方向0.45m以内には何も設けられ又は置かれていないこと。
- スプリンクラーヘッドは、ヘッドの軸心が取付面に対して直角になるように設ける。
答え:3
スプリンクラーヘッドを設置する際に気をつけるべき “保有空間” についてですが、ヘッドのデフレクターと取付面との距離が下方0.45m以内で、かつ、水平方向0.3m以内には何も設けられ又は置かれていないことと定められています。
✍(´-`).。oO(“デフレクター” は放水時に水を拡散させるための装置で、要はスプリンクラーヘッドの “先っちょ” です…。。)
(2類)問6 次の記述のうち誤っているものはどれか。
- 泡消火設備には低発泡と高発泡があり、低発泡の泡を放出する方式として全域放出方式と局所放出方式とがある。
- 泡消火薬剤の種類には、たん白泡消火薬剤、合成界面活性剤泡消火薬剤、水成膜泡消火薬剤がある。
- 駐車場の用に供する部分に設置されるフォームヘッドはその設備に使用される泡消火薬剤とペア―で認定されたものであること。
- 移動式の泡消火設備は、火災時に著しく煙が充満するおそれのない場所に設けることができる。
答え:1
全域放出方式と局所放出方式があるのは “高発泡” の泡です。
また、泡消火薬剤が高発泡であれば、フォームヘッド(泡ヘッド)や泡ノズルも高発泡用を用います。
移動式はヒトが消火活動をする前提ですので、煙が充満していたら危険ですよね。☠
(´-`).。oO(これも一瞬でわかりますね…。。)
(3類)問7 次のガス系消火設備に関する記述のうち、正しいものはどれか。
- 窒素、IG-541、IG-55を消火剤として用いる不活性ガス消火設備の消火剤貯蔵容器は20℃において30MPa以下としなければならない。
- 不活性ガス消火設備に設ける音響警報装置の音圧は、1m離れた位置において、スピーカーの場合90db以上、サイレンの場合85db以上である。
- 二酸化炭素を消火薬剤として用いる不活性ガス消火設備の閉止弁は、貯蔵容器と選択弁間の集合管及び起動用ガス容器と消火剤貯蔵容器間の操作管のいずれにも設ける必要がある。
- ハロン消火剤のクリティカルユース(必要不可欠な分野における使用)の判断において、人がいる部分とは、①不特定の者が出入りするおそれのある部分 ②特定の者が常時介在する又は頻繁に出入りする部分の ことをいう。
答え:1
窒素、IG-541、IG-55を消火剤として用いる不活性ガス消火設備の消火剤貯蔵容器は35℃において30MPa以下の圧力で充填されています。
二酸化炭素の貯蔵容器内圧力は、温度20℃で約5.8MPaです。
💔(´-`).。oO(この問題に関しては覚えていないとなかなか答えられないですね…。。)
また、ハロン系は消火能力が高いものの「モントリオール議定書」にてオゾン層を破壊する特定物質に指定されており、その使用は抑制されています。🌎
まとめ
- 消防設備士講習の最後に “効果測定” という出席をとる目的で行う小テストがあり、その問題をメモ&解答を記した。✅
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