消火設備の水槽系には必ず写真のような “ボールタップ” がついています。⚾
これが経年劣化等の様々な要因で故障した結果、「水が減っても給水されない」や逆に「水がずっとちょろちょろ出ていて警報盤にて “呼水槽満水” を出しやがる」等の諸問題が起こります。
写真のボールタップは単式の13A という大きさで、そこらの水洗便所のタンクに付いているようなものと何ら変わりはありません。🚾(;´・ω・)🚽💦
ですから、工事なんて超カンタン…なはずでした…。(;´・ω・)🔨
劣化したボールタップを外すときは絶対注意!
簡単な工事だと高を括り、“給水バルブを閉めます” 的ないわゆる広報用の写真を撮っていませんでした。💔(;´Д`)
そして、以下に紹介しますトラブルが起こってしまった後は “これはヤバイ、長引く!” と焦り、こりゃまた写真を撮れていませんでした。⏰💦
まず、写真だ!落ち着くためにも。📷(経験者談)
…というか気づけ!こいつはヤバそうなオーラ―がムンムンに出ているではないか ❕( ゚Д゚)🚫
完全にボールタップのボール部分が、水中に浸かってしまっていますね。🏖
✍(´-`).。oO(元々 “棒” が短くて無理に曲げてあるな…。。)
ネジのところで折れたんです。
楽勝だぜ…♪と景気よくパイプレンチを取り出し、せっせと回しだして直ぐのことでした。(・∀・)🔧
「にゅーん」
とした感触が手元に。
ん!?何だ、と思った時には手遅れでした。⏰💔
取れました、あれ…ボールタップが折れてる。⚠
ヴぁ!((((;゚Д゚))))
立ち尽くしました。
あー、ちょっと前に戻りてー…ってなりました。(´;ω;`)💡
バーナーで念入りにあぶってから、丁寧に外してー。(´;ω;`)💨
🍥(´-`).。oO(二重って…、、アンタは “ライニング管” かいな…。。)
一番近いフランジ継手から水槽まで配管交換
どう考えても、巻き返し不可能な事態でした。👿
石崎社員に助言を乞うたところ『配管やり替えるしかないんと違うか』とのことでしたので、某大阪最強ホームセンターに走りました。🚙💨
管の径が小さい事もあり、全て調達することが出来ました。💸
✍(´-`).。oO(まあ、ねじ切れることはありませんが、、基本的に50A以上だとあまり売ってませんね…。。)
現場に戻り、せっせと配管を組み直しました。👷💦
写真も撮らずに集中した結果、意外とすぐに終わることが出来ました…がしかし一つの疑惑が。💡(´・ω・`)❕
ボールタップの角度つけないと“満水”出る?
🔎(´-`).。oO(ん…、、水位やっぱ上がってるな…。。)
交換前のボールタップは、棒を曲げてあったことから “満水” の表示が出てしまうことを恐れたのではないかと推理。🎀
ここでボールタップを下手に曲げて、また不具合が出たら嫌だなあ等という考えが頭をめぐる。(´-`)💭
おそるおそる “電極棒” を確認する。🔎
…3本ある、しかも短い方に水がついてしまっている ❕
これはマズイ、警報盤が鳴っている!!((((;゚Д゚))))📣
急いで音響停止に行かなければ、ウルサイ!と苦情が…。💔
あれ…、警報盤の表示が2つ。
警報盤を2つ見つけ、確認すると左側で“呼水槽減水” “消火ポンプ起動” を、右側は“補給水槽” の満水と減水をとっていました。⚡
つまり…、呼水槽の満水用電極棒は使われていませんでした!(;´Д`)👌✨
セーフ。これにて終了。🏁♪
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