▶ ちきりん氏の“新年の呼びかけ”について
★新年の呼びかけ★ 1)どんな世の中を実現したいと思っているのか、というビジョン、2)そういう世の中を実現するために自分や自社にかせられた使命、3)その使命を達成するために提供しなければならない具体的な価値。新年のこの機会に、この3つを言葉で確認しましょう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年1月2日
特に1)を端的に言うのが難しいと感じました。(;´Д`)‼
今よりよくなるように、こうだったらいいのに…を実現していきたいのは皆同じであると思いますので、何かこの機会に説得力のあるフレーズを作成したいです。💡
2)は “消防用設備というハード面のソフト面を啓蒙し、お客様に正しく価値を感じてもらう” です。🚒(・ω・)ノ
3)は矢印の向きが色々ありますが、お客様へは “プロの消防設備士にしかできないサービス”を、社員・求職者には “新しい防災屋を生業とする人から生じる魅力” 等と言えるものを提供できればと考えています。🎁\(゜ロ\)(/ロ゜)/💭
▶ 2) 消防用設備等という“ハード”の“ソフト面”を啓蒙
▶ 発信の仕方が9割‥⁉
近頃、如何に面白く、興味を持ってもらえるように発信するかが重要だと気づきました。💡
実際に先を進まれている他業界の師匠や諸先輩方は、既にそのような方法で情報公開に努められています。📣
✍(´-`).。oO(㈱石井マーク様のTwitterは本当に面白くて楽しくて…。。)
そして、お客様サイドに知識を持って頂ける事ことは、以下の二点に繋がると思います。
▶ 価値を再定義して利益を創出
なんでそんなに高いの!?と思うことは、私にもあります。‼((((;゚Д゚))))💰
もっと高いと思ってた…、との声を頂くことも御座います。💦
適正であると判断できる取引をする為にも、情報の価値がこの先高まると予想されます。👓
正しい価値をはっきりさせて、今後も職業として成り立つことを目指していきたいです。👔
消防用設備というハードのソフト面に関する啓蒙は、弊社の、管理人の使命であると思っています。🔥
✍(´-`).。oO(そんな訳で最近めっぽう猫成分の割合が高い弊社Twitterアカウントのフォローを…。。笑)
3)-1 消防用設備等のプロにしかできないサービス
なぜ “防災屋” という職業が、現在成立しているのかという大きな理由の一つに『消防設備士』という資格制度によって、水道屋さんや電気屋さんの参入が意図的に抑えられているから、という事実があるかと思います。(;´・ω・)⚠
▶ 無法地帯が故のダンピング価格も…
特に消防用設備点検におけるサービスの質の格差は深刻だと思っていて、あり得ない価格を提示する業者が現れ、ちゃんとした仕事をする見積りは通らないという現象もみられます。
▶ 誠実業務で付加価値の高い存在に!
3)ー2 ヒトから生じる魅力を社員・求職者へ
建設現場では “防災屋さん” と呼ばれておりますが、たまに『防災忘れてたわー』とか『専門の業者があるの知りませんでした』等と監督さんにまで言われてしまう現状に不満アリです。💔
そして当職を生業とするうちに、もっと知られるべきで、もっと防災屋志願者が多くても良いのではないかと思っております。💡
防災屋の業務は大きく分けて、“消防用設備” というハード面の仕事と、“BOSAI” すなわち災害に対する防護策というソフト面の仕事で構成されると考えています。🚒\(゜ロ\)(/ロ゜)/🌊
✍(´-`).。oO(もちろん “BOSAI” の分野でも、津波対策の防波堤や備蓄倉庫などの様なハードに該当するものもあります…。。)
また、ハード面である消防設備士の仕事をする上で “水”と“電気” のスキル・知識が求められます。💡
▶ 人生100年時代に防災屋は必須‥!
参考:LIFE SHIFT
水系である消火設備の施工では、スプリンクラー設備や消火栓で配管だけでなく、電気系となる警報設備の施工では、配線はもちろんの事、電話・通信線まで幅広く扱います。⚡
リンダ・グラットン氏の “LIFE SHIFT” という著書では、寿命100年世代の我々は、人生において幾つか転換期がある為、自分が持つ職業や技術にも多様性を持たせるべきであると言われています。📚(・ω・)ノ💯
水 × 電気 = 消防設備 という方程式は些か安直かもしれませんが、消防設備士として仕事をする事で計3つのセグメントのスキル・知識を得られると思えば、一粒で二度・三度美味しいキャリアプランも描けるのではないでしょうか。🎨(・ω・)ノ🌈♪
加えて、これまで “早死に” していた大きな原因であった「癌」等の病気が治る様な世の中になれば、尚更 “災害” を被る事による “早死に” が課題として浮き彫りになる為、防災屋の仕事が重要になるでしょう。💡
▶「BOSAI」先進国であるはずの日本 🗾
また、日本は “BOSAI” の先進国として世界でも注目されており、以前IFCCA2016にて災害医療のお話を聴いた際も、『大規模災害の被害を受けた回数が多く、経験的に改善する機会が豊富であった。』事から技術やチームワークなどが向上したというような内容があったと記憶しています。💡
防災から「BOSAI」、フェイスブックも参入する世界的ビジネスへ https://t.co/oDyvQU2qNd
— 青木防災㈱【公式】🤖 (@aokibosai) 2018年1月2日
この記事で要チェックな箇所は “ビジネスへ” というワードかと思います。✅
消火・避難訓練の立会いというサービスも現在させて頂いておりますが、こちらは正直ビジネスとして成立しておりません。💔
✍(´-`).。oO(持続可能な仕事にするには、、利益が‥。。)
しかしFacebook社やIBM社という錚々たる企業が参入を検討というだけあり、そのソフト面の技術は現在のものとは一線を画すものであるという事でしょう。💻‼
日本でも消防研究センターの方々が、石油コンビナート火災にドローンなどの遠隔操作可能な機器を用いようという最先端の試みをされています。🗾
参考:日刊工業新聞
“公” ではなく民間の日本企業であれば、今後このBOSAIビジネスに注力していきそうなのは、SECOM社ではないかと思います。👔
2017年度の四季報を見ていたところ、人の採り方が全然違いました。🌸((((;゚Д゚))))📖
▶ 警備会社であるSECOMさんが目指すもの
もちろんFacebook社などと同様に、本業の警備業で用いる技術から派生させてBOSAIビジネスにも活用するという流れかと。💡
資金力が大きければ、スピード感も全く異なるものでしょう。💰(;´Д`)🗻‼
産官学の枠組みにおいて、予算をいくら確保できるかがミッション成功率に大きく寄与するかと思います。🏯💦
✍(´-`).。oO(上記のようなビッグカンパニーが参入しており、、需要やキャズム云々を吹っ飛ばすパワーでゴリゴリ進んでいきそうだと思います…。。)
1) 高専生の進路に“消防設備士”を
最後になりましたが、1) どんな世の中を実現したいと思ってるのか、というビジョンにの一つに『高専生と一緒に働きたいッ…!!』という希望がある事について言及させて頂きます(※執筆時の弊社社員高専出身者は2名)。👀‼
▶ 高専生に注目してもらう為の条件①
しかし高専生を当業界に招くのは決して簡単では無く、消防設備士・防災屋が、高専生の進路の一つになるには幾つか条件を満たす必要があると考えられます。💡
- ①高い給与水準の企業と比べられるため、同様の報酬もしくは差を埋める位の選択決定動機があること。🏢
ここで仮に、同様の水準を実現できたとしても、最終的に決定して頂くためには選択時の動機になる得る “やりがい” のような精神的部分を推せることが大切であり、必要になると思っています。💡
しかし、防災という人の命を救う事に貢献するという大義名分を利用して給与水準を低くする様な “やりがい搾取” はNGでしょう。🆖
加えて、化学系の学科であれば “製薬会社” や “プラントエンジニア” など、比較的給料が高いメーカーが進路にあり、それらと並んで選択肢に入るには、現在の消防設備士としての業務効率化は必須であり、高利益体質の “職業” にならなければなりません。👷‼
▶ 次世代の価値観に防災屋は適している
以前話題になった、「不安な個人、立ちすくむ国家」という若手官僚数名が作成したスライドをご存知でしょうか。(・・?📚
その中の一説に “若者の社会貢献意識は高いのに、活躍できていない” という現状を問題視する意見がありました。⚠(´・ω・`)
次世代の価値観の変化、つまり仕事に社会貢献性などのやりがいを求める動きに合わせて、消防用設備等を通して防災力を強化することの重要性を伝える必要があるでしょう。‼(;´Д`)📣💦
そして、お客様の命を救うことに繋がる仕事であること、責任感を持って取り組むことの魅力をPRできれば選ばれる可能性も増すのではないかと思います。💡
参考:次官・若手プロジェクト
▶ 高専生に注目してもらう為の条件②
- ②大大企業の組織人として働く安定と、消防設備士・防災屋として働き将来独立も視野に入れる等の挑戦を天秤にかけてもらえること。🌸
→近年、大学生の就職先が多様化しているというニュースはありますが、高専生においては未だ大大企業からの求人に応募、という流れが殆どであると推測されます。💡
なぜなら、99%の確率で電力会社などの内定を得られるという状況が、大学1年の歳に提示され選択を迫られるからです。⚡
✍(´-`).。oO(このような一流企業への就職率の高さが、、最大の高専の強みでもあるのですが…。。)
▶ 高専生の就活に『異議あり』
高専生の半数程度は現在、大学3年次編入を志望しますが、もう半数はまだ天職について何も考えたことが無いような状態で就活することになります。💔(;´Д`)💦
さらに、就活が1~2社で済んでしまうというのも、考えを巡らせる機会が無くしている要因であると思います。👔
そのような状況下で教師や親などの周囲の意見が決定に大きな影響を与えた結果、大大企業が選ばれているのが現状かと思っており、それを発信のチカラを通して変えていきたいです。🏢(;´・ω・)‼
参考:国立高等専門学校機構
▶ チャンスが転がっている業界に飛び込め!
もちろん、大大企業の魅力は安定だけではないことも承知しておりますが、規模が大きすぎると分業の為、仕事を通して得られるスキルが業務のごく一部に限られてしまいます。🚚(´・ω・`)💦
そうなると、当該組織若しくは似たような場所でしか通用しない市場価値の汎用性の低い人材になってしまう可能性が高く、キャリアをどんどん変更し積み重ねていくこれからの時代に即さないかと。💔(;´Д`)
また、ちきりん著のマーケット感覚を身につけようという本のp.242~243に、これぞ消防・防災業界を指している…と言わんばかりの7つの記述がありまして、その一節を以下に紹介させて頂きます。📚
『⑹規模の小さな企業が多く、運営が非効率で大きな投資もできていない』
上記を逆手に捉えると、若い世代が積極的に参入し旧態依然とした業界を効率化するだけで伸びしろがあり成果を収めやすいという、挑戦者を求めている市場・環境であるという事もできると思います。🎤♪
▶ 高専生に注目してもらう為の条件③
→新卒者の進路に重大な決定を及ぼすのは俗に言う “コネ” ではないかと思います。(´・ω・`)👌♪
例えば、管理人自信も研究室の先輩の紹介で企業に応募したことがあります。🏢
学生時代に企業の内部情報を得るのは容易ではなく、先輩の情報というのは比較的簡単に得られる貴重なものでした。💡
加えて、その企業で働く先輩へのリスペクトや、先輩がオススメするような事への同調があれば、有力な選択動機になると考えられます。💼‼
▶ 魅力的な人物が集まった組織に入ろう!
▶ おわりに
何故、このタイミングでサピエンス全史という本がブームになったのかというと管理人は以下の二つが主な原因かと思います。🐵
- 情報格差が無くなり、漠然と信じ続けられなくなった。⛪
- マネーなどの技術が進歩し、数字の扱われ方が変わった。🔢
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