11階以上の共同住宅を民泊にする場合
共同住宅用スプリンクラー設備を通常のものに変更
令別表1で(5)項ロに分類される共同住宅では、スプリンクラー設備は11階以上の建物の場合、“11階以上の階のみ” に設置でOKです。💡
しかし、同表(5)項イの民泊にあっては、11階以上の建物の場合 “全階” にスプリンクラー設備の設置義務が生じます。(;´∀`)💔
11階以上の共同住宅の場合、11階以上の階だけなので “共同住宅用スプリンクラー” という、簡単に言うとパワーの弱いものが設置されています。
一方、民泊化に伴い全階に設置する場合は、一般的なスプリンクラー設備を設置することになることに加え、既設の建物であること為、天井の配管工事などが大変なものになります。👷💦
✍(´-`).。oO(新設であれば、配管してから天井を張るので、まだ工事はやりやすいかと…。。)
既設の共同住宅用スプリンクラーの消火ポンプや水槽が利用できれば…、と淡い期待を持ってしまうのですが、何せ必要な容量が全然違いますので、やはり11階以下の階にスプリンクラー設備をインストールする際は、新たに “消火ポンプ”“消火水槽” を別で設けることになります。🏢
✍(´-`).。oO(これが高いんです…。。👀❕)
適用中の共同住宅特例が解除される場合
自動火災報知設備の追加
非常放送設備・非常電話の設置
(5)項ロの共同住宅であれば、非特定防火対象物である為 “収容人数800人以上” から非常放送設備の設置義務が生じます。
そして、共同住宅特例が適用されている場合は、11階以上であっても、非常放送設備が免除されているケースが殆どです。🔓
しかし、特定防火対象物である(5)項イの民泊は、収容人数300人から設置義務が生じることに加え、11階以上の建物にあっては全て設置義務が生じます。🏢(;´∀`)💦
また、11階以上の建物に非常放送を設置する場合は、併せて “非常電話設備” の設置義務も生じます。📞(´・ω・`)❕
非常電話設備は、非常放送と連動しており、受話器を取るだけで “火災放送” が鳴る仕組みとなっています。📣
✍(´-`).。oO(火事です!!〇〇階で、火災が発生しました!!…ってな具合です…。。)🔥
コメントをお書きください
りゅう (金曜日, 20 10月 2017 12:49)
消火設備って基本高いものが
多いです(・・;)
電験合格発表ありましたねー
合格点55点でしたので
管理人様合格できましたよね(๑•̀ㅂ•́)و✧
おめでとうございます㊗
たった2回で合格するのは
本当にすごいな〜って尊敬します
私も来年、初挑戦できればと
思います(・∀・)
遊びもいっぱいして
勉強も頑張る(๑•̀ㅂ•́)و✧
管理人 (金曜日, 20 10月 2017 17:22)
既設建物へのスプリンクラー設備新設は、割高ですし、用途変更の為にそこまで費用をかけられないのではと疑問に感じます。しかし、消防法をクリアしなくては、民泊営業はできないので致し方ありませんね。
そして、電験合格発表の情報を真っ先に提供いただきまして、ありがとうございます!!�
ドキドキしましたが、おかげさまで “入力した受験番号は合格者一覧にあります。” という文言を無事拝ませて頂くことができました!!(;´∀`)�✨
貴重なお言葉、恐縮です、有難う御座います!!⚡
りゅうさんも来年挑戦されるとのことで、何か応援できることがあればと思います。✍(´-`).。oO
今後ともよろしくお願いいたします!�
お互い、勉強と遊び、精一杯楽しみましょうね!!�