埋込型受信機の交換工事
既存受信機の撤去
埋込ボックスに固定用の土台作成
新設受信機の取付・設定
露出型受信機の交換工事
既存受信機の撤去
リニューアルプレートの貼付け
新設受信機の取付・試験
終端抵抗器とCRE
この記事で紹介させていただきました現場の自動火災報知設備は、両方 “ニッタン社” 製が設置されていたため、同メーカー品を用いて改修しました。👷
(´-`).。oO(互換性の問題で、基本的には既設品と同じメーカーのものを用います…。。)🎁
ちなみに本工事は受信機が原因の誤報だけではなく、交換工事後も “断線” の表示が消えませんでした。💔
✍(´-`).。oO(その為、予め見積り等には受信機交換工事で治らない部分は別途‥などと記載しておきます…。。)💰
その “断線” の表示のいくつかは、画像の “終端抵抗器” というものが感知器についていなかったため起こっていました。💡
特にニッタン製の自動火災報知設備で用いる終端抵抗器は “CRE” といい、他メーカーの終端抵抗器とは異なるので注意です。✅
終端抵抗器は、受信機から伸びていくつもの感知器に繋がっている配線の最後尾につけます。🔨(´・ω・`)
受信機が一番奥の終端抵抗器の存在を確認できなくなった場合、途中の配線で異常があったと認識し “断線” を警告する仕組みです。⚠
✍(´-`).。oO(この文で伝わりますかね…。。)💦
その終端抵抗器の一つである “CRE” はニッタン社独自の製品で、画像の黒い部分に “抵抗” と “コンデンサ” が直列で入っているそうです。
(´-`).。oO(オリジナル感とかええからメーカーで統一していただけると助かります…。。)⚡
受信機交換時にCREも警戒区域の数+α分だけ入っています。🎁
断線が表示された場合は以上の終端抵抗器によるケースも、原因の一つとしてみてもいいかもしれません。💡
参考:NITTAN
消防設備士4類免状取得のススメ
自動火災報知設備や誘導灯、火災通報装置等について、お客様にとっては “豆知識” ですが、実は弊社のような消防設備士・防災屋の人間は誰でも知っているような事がほとんどだったりします。🚒💨
そしてこれらの情報源に触れるタイミングとなるのは、“現場” と “資格試験の勉強” の2点です。📝✨
消防設備士の資格試験は、乙種であれば誰でも受験可能ですし、乙種を一つでも取ってしまえば甲種の受験資格も得られます。🌸(´∀`*)ウフフ
また、電気工事士の免状をもっていたり、工業系の学部を出ていればイキナリ甲種も受験できます。🏫♪
少しでもご興味のある方は、参考書などを入手してパラッと読めば、もしかしたら受験意欲が倍増するかもしれません。🌱
弊社のブログを見たことがきっかけとなり、未来の消防設備士として活躍される方が一人でも増えれば本望で御座います。📖(^^)/♪
まとめ
- 自動火災報知設備の “脳みそ” である受信機の交換工事の模様を、露出型・埋設型の2件分見ることができた。👀👀
- 旧式の受信機はサイズが大きく、現行品と交換する際には目隠しのプレートをした方が見栄えがよく推奨されていた。✅
- 目隠しのプレートにカッティングシートというプラ板を用いて、より安価にお客様に提供することができた。💰✨
コメントをお書きください
まだまだ新人消防設備士 (金曜日, 16 11月 2018 20:26)
いつも勉強させて頂いてます。
お手隙で良いので、どうかご教授願います。
ニッタン受信機のaモードbモードで、地区音響鳴動させたい時は、bモードではできないのでしょうか?
山本 謙二郎 (金曜日, 23 10月 2020 16:49)
施工会社から嫌われているようで、下請けの方からは見積もりは施工会社に出しましたとの事、見積もりも上がってこないので、
青木さんの所で、工事をお願い致します。
物はナショナルのBVJ1210(10回線)→ パナソニックBVJ1010HK(10回線)の交換工事です。
見積もりをお願いいたします。
以上