住宅用火災警報器(以後、住警器と略します)は、本体から警報音や『火事です』という音声を発することで、火災を知らせます。
そのような本体からの警報音だけで、火災による被害を防止・低減できるのかという疑問を持つかもしれません。(;´・ω・)💡
結論から申し上げますと、住警器の効果は非常に高いです。👷
住宅火災では、毎年約1,000人が死亡しており、その半数が “逃げ遅れ” によるものだそうです。🔥
住警器は、設置しない場合と比べて焼損面積や損害額は約半分に、死者数は3分の2に抑えられていると報告されています。📣
住警器の効力
また、米国では日本に先立って住警器の義務化が進められました。🗽✨
その結果でも、1970年代後半には火災によって約6,000人の死者が発生していましたが、住宅用火災警報器の普及率の上昇に伴って死者数が減少し、普及率が90%を超えた近年では、死者数がピーク時から半減(3,000人弱)という効果が現れたようです。
💡(´-`).。oO(驚異的に改善されていますね…皆さん住警器つけましょう!!)
住警器の奏功事例
実際に、効力を発揮した事例(奏功事例)として報告されているものを、以下に紹介させていただきます。✍(´-`).。oO✨✨
参考:消防庁
◎ 台所の火災を階段の住警器が感知
◎ 寝室の煙を住警器が感知
居住者が寝たばこをしてしまい、ふとんから発煙し、寝室の住宅用火災警報器が鳴動。📣⚡
気づいた居住者が、ふとんを風呂場へ持って行き、浴槽の水に浸し、大事に至らなかった。🔥🚿
◎ 布団の発煙を住警器が感知
就寝中、掛け布団が電気ストーブに触れ、ふとんを焦がし、寝室の住宅用火災警報器が鳴動。⚡
気づいた居住者が、急いで水をかけ、大事に至らなかった。🚿
◎ 台所の火災で住警器が鳴動
居住者が調理中に就寝してしまい、鍋から発煙し、台所と寝室の住宅用火災警報器が鳴動。🍲💦
隣人が警報音と臭いを確認し、119番通報。🚒
住警器のメンテナンス
10年たったら、とりカエル。
日本火災報知機工業会では、10年経過した住警器の “新品交換” を推奨しております。♻
“とりカエル君” という愛くるしいキャラクターが、住警器の交換について啓蒙しています。🐸♬
◎ とりカエル君のTwitter ➡ @torikaerukun
実は小職が日本火災報知機工業会様のサイトを訪れたとき、“プレゼントが当たるキャンペーン第2弾” が開催されていました。💡
応募したところ見事に当選し、とりカエル君のストラップとクオカードを頂きました。🎁(/・ω・)/♬
第2弾という事は、第3弾もあるのではないでしょうか。🐤笑
定期的にサイトをチェックするだけでなく、住警器のメンテナンスもしていただければと思います。✅
まとめ
- 住警器の効果は非常に高く、設置しない場合と比べて焼損面積や損害額は約半分に、死者数は3分の2に抑えられていると報告されていた。✅
- オール電化でガスコンロがない場合や、喫煙者のいない家庭でも、漏電や放火が原因で火災になることから、やはり住警器を設置することの意味は大きかった。✅
- 日本火災報知機工業会では、10年経過した住警器の “新品交換” を推奨していた。✅
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