住宅用火災警報器(以後、本文中では住警器と略す)は電池式のものが主ですが、電池交換したことありますか❔(・ω・)ノ🔋💦
現在、消防法施行令第5条の6〔住宅用防災機器〕にて、住宅用火災警報器について規定されています。📝
また、大阪市では平成17年9月に “大阪市火災予防条例” で設置・維持の義務化が定められています。🚒
そして、住警器の電池交換目安も10年ということで、電池交換や本体ごと交換の案件も増加しております。👷
✍(´-`).。oO(以下に住警器の詳細を記していきます…。。)
◎住宅用火災警報器のメンテナンスを!
『10年たったら、とりカエル。』と、あの “とりカエル君(@torikaerukun)” も仰ってます通り、10年経過した住宅用火災警報器は電池もしくは本体機器まるごとの交換が推奨されています!🚨
住警器は、お手軽に設置できるほか「火災による被害を半分にまで減らせると報告されている」非常に効果の高いものです!( ゚Д゚)🌸
ぜひ、この機会に『①住警器が設置されているか』と『②住警器の電池寿命はきていないか』の確認をお願いいたします!✅
では、以下に住警器のFAQをつらつらと書いていきますね!📝
Q. どこに住警器を設置すべき?
寝室・階段には、煙感知器を設置します。🌃
🔥(´-`).。oO(寝室では、寝たばこによる火災被害を抑制できたという奏功事例も報告されています…。。)
台所には、主に熱感知器を設置します(煙感知器も一応可)。💡
通常の自動火災報知設備と同様で、台所などにに煙感知器を設置してしまうと、調理の際の煙も感知してしまうため非火災報が多くなります。🍳
そのため、非火災報が多発することから、定温式の熱感知器をつけることを推奨します。(;´∀`)👌
Q. 設置や交換は自分で出来るの?
A. 住宅用火災警報器の電池交換や設置は、我々の様な専門業者つまり “消防設備士でなく “誰でも” 行うことが可能です!👷👌
もし訪問販売にきたアヤシイ業者の提示した価格が高すぎる場合、『自分でやります』と言って追い払えばOKです!!💰
一方、自動火災報知設備は消防用設備の一つで、施工や点検をするには消防設備士4類の免状が必要となります!🎫
🚨(´-`).。oO(“住宅用火災警報器” と “自動火災報知設備” は異なるものですよ…!!)
Q. リチウム電池の場所は?
住警器はヘッド部分を掴んで回すと、簡単に取り外すことができます。
📚(´-`).。oO (詳しく “説明書” をご覧ください。)
本体ヘッド裏面をみると、リチウム電池がコネクタ接続されています。
💔(´-`).。oO(電池の種類はメーカー等で異なります…。。)
Panasonic社製の “けむり当番” “ねつ当番” に対応している電池のリンクを以下に貼っておきます。
電池交換時期が近付いていたり、電池切れ警報が鳴っているものがある方は交換しましょう!!🔋(;´∀`)♬
⚡(´-`).。oO(【補足】施工時に設置したものには電池式でなく、直接100Vの電源が供給されているタイプもあるので事前確認を…!!)
Q. 単三電池の住警器って無いの?
A. 一応、ありました。
Q. 住警器っていつ普及したの?
A. コールマン社と聞けばアウトドア製品をイメージしますが、1996年に火災報知器市場に進出し、参入後わずか一年でシェア39%になるというバカ売れ住警器が過去にあったようです。(;´∀`)💰
当時は非火災報を嫌がり、キッチンに住警器が付いているのに電池を抜いているという人が多かったようです。🍳
そこで、もし誤作動しても簡単にリセットできればと、本体真ん中に大きくボタンを設けたことが売れた要因の一つであったようです。💡(;´∀`)
他にも、キッチンと寝室で感度を変えたりして、設置者が購入時に選びやすくなったのも一つの要因であったといわれています。🌃
Q. 住警器の点検方法は?
A. “ボタンを押す” もしくは “ヒモを引っ張る” ことで、簡単に住警器の作動確認が可能です。🚨
現行の “けむり当番” と “ねつ当番” にも、 “赤く光るボタン” が大きく本体に搭載されています。🚥♬
この赤く光る大きなボタンは、発報時は “警報音停止” の役割を果たすほか、通常時は “動作確認” のために押すことができます。📣
また、この赤く光るボタンと同じ役割を果たすのが、本体からぶらりと垂れている “引きひも” です。🎣
💡(´-`).。oO(警報が鳴ってパニックでも、ヒモが垂れていたらとりあえずそれ引っぱりますよね…。。ナイスアイデアです…。。)
Q. 住警器が無いと消防法違反なの?
まとめ
- 住警器の電池交換目安は10年で、電池交換や本体ごと交換をする時期がきていた。✅
- 消防法改正で、2006年からすべての新築住宅、既存住宅は猶予期間を経て2011年以降は全市町村で住警器の設置が義務化されていた。✅
- 寝室や階段には、煙感知器を、台所には、主に熱感知器を設置した(煙感知器も一応可であった)。✅
- 本体からぶらりと垂れている “引きひも” で電池・動作確認が可能であった。✅
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わんわんわあ (金曜日, 13 3月 2020 11:29)
「他にも、9Vの四角い電池などはコンビニにも売ってますし、」の件ですが
能美防災が当初出した機種で消耗が想定超えた為に社告沙汰した事例しかなく、そこ起点で電池マニアの人が分解確認したブログが有ります
http://miharin.wktk.so/blog/?p=6516
外形互換006Pと言う物ですが、住警器専用はリチウム既製品3個、電子パーツ店でバラ買い四千円近い代物が組まれています。
市販してるアルカリ式の場合タブレットの電子ペンに入れ替える用で単品見られるようになった細い電池を立てて6個つなぐ構造です
管理人 (火曜日, 24 3月 2020 10:01)
>わんわんわあ様
貴重な情報、有難う御座います!!
バラの値段で、今の住警器の値段相場をはるかに上回ってますね…。
自動火災報知設備の煙感知器って有線で電源持っていかなければならないくせに、定価2万円以上しやがるにも関わらず住警器はバッテリー付きで今の値段というのが中々の疑問です。笑
今後共、何卒宜しくお願い致します。_(._.)_