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50型粉末消火器の使用方法について

加圧式の50型消火器が3台
加圧式の50型消火器が3台並んでいる。

先日、弊社朝礼にて中嶋社員から『50型消火器の使用方法が、“加圧式” と “蓄圧式” で異なるので注意してください。』という旨の呼びかけがありました。📢

 

普段あまり目にする機会がない、この “50型粉末消火器” ですが、先日大阪市の旭区を訪れた際に、区内にこの50型消火器が設置してあるのを目にしました。💡

 

道幅が狭く、木造地域が密集しており、延焼の可能性が高い箇所に、この50型消火器のような大型で消火能力の高いものを設置しているようです。🌳

 

有事の際に、50型消火器も使用できるようご確認ください!✨

50型消火器に関する“加圧式”“蓄圧式”の違い


加圧式の50型消火器


50型の加圧式消火器
50型の加圧式消火器外観。

50型の加圧式消火器は、本体容器の“外に”加圧用ガス容器が付いています。(´-`).。oO💡

 

噴射の際は、加圧用ガス容器上の“押し金具”を押して加圧ガスを本体容器内に充満させます。 参考:モリタ宮田工業


蓄圧式の50型消火器


50型の蓄圧式消火器
50型の蓄圧式消火器外観。

一方、50型の蓄圧式消火器は、10型消火器のような黄色い安全栓付きのレバーが付いています。※種類は色々あるようです。🌈

 

本体容器内に空気が圧入されていますので、加圧式と異なり外に加圧用ガス容器はありません。 参考:モリタ宮田工業


使用方法の違い


50型の場合、最も注意すべきは、消火器の付近に掲示する“使用方法のパネル”です。

 

加圧式用のものと、蓄圧式用のものはパネルが異なりますので、正しいものを掲示するようにしましょう!(;´∀`)👌

 

(´-`).。oO(要チェック‥。。)

50型加圧式消火器の使用方法
50型加圧式消火器の使用方法。

50型の加圧式消火器の使用方法は以下の通りです。✋

  1. 安全栓を引き抜く(金属製の輪っか付の栓です。)
  2. 押し金具を強く押す(加圧ガス容器に穴をあけます。)
  3. ノズルレバーを握り薬剤を放射する

 

 炎の根元を、左右に履くようにノズルを動かして消火します。🔥

50型加圧式の放射時間は、約36秒です。

(´-`).。oO(左右に何往復も掃くように動かせますね…。。)


50型蓄圧式消火器の使用方法
50型蓄圧式消火器の使用方法。

一方、50型蓄圧式消火器の使用方法は以下の通りです。✋

  1. 黄色い安全ピンを抜いて、レバーを握る。
  2. ノズルを火元に向ける。
  3. ノズルレバー、というかコックのようなものを倒して放射。

現物をみると分かりますが、50型の蓄圧式消火器は10型のレバーと、コック付きのホースが特徴的です(モリタ宮田製の場合)。

 

加圧式とは異なりますので、十分注意しましょう!!(;´・ω・)💦


大阪市旭区に配備された大型消火器


旭区で見かけた大型消火器
実際に旭区で見かけた大型消火器。

冒頭でも述べました通り、大阪市の旭区では延焼の可能性が高い地域を中心に大型消火器を配備するという防火対策がとられているようです。(´-`).。oO✨

 

自治体などで配備している消火器も、一般的な10型の消火器が多い印象でした。⛽

 

その為、ふと50型があったのを見て思わず写真を撮ってしまいました。📷( ゚Д゚)!笑

 

旭区のホームページ上でも50型消火器の使用方法について紹介されていました。💻

 

このような啓蒙活動が、有事の際の消火実行力に直結すると思います。|д゚)💦🔥

 


消火器設置場所とスタンプラリー


旭区の大型消火器設置場所
旭区の大型消火器設置場所。 ※クリックで拡大

旭区のホームページ上には、大型消火器の設置場所についても地区ごとに地図上にプロットされています。🗾

 

(´-`).。oO(私が見たのは④の大型消火器でした…。。)

 

しかし、地域の皆さんはこの大型消火器の設置場所を把握できているのでしょうか?(;´・ω・)💡

 

この地図を見て、消火器の位置を利用したスタンプラリーをしたら、楽しく位置を確認できるかなと思いました。🚲(・ω・)ノ

 

有事の際にどこに大型消火器があるかを知っていれば、素早く行動できるかと考えられます。🚒

 

参考:大阪市旭区


Twitter上での目撃情報



その他


100型粉末大型消火器
100型は車輪と加圧用ガス容器が大きい。
100型大型消火器カタログ
100型になると値段もさらに大型に‥。 ※クリックで拡大

まとめ


  • 50型の粉末大型消火器の使用方法が、“加圧式” と “蓄圧式” で異なることが分かった。💡
  • 加圧式用のものと、蓄圧式用のものは使用方法の“パネル”が異なるため正しいものを掲示する必要があった。💡
  • 大阪市旭区では、地区ごとに大型消火器が配置されており、防火対策への意識が高かった。💡