“火災受信所”は御存じですか?
ベルが鳴る自動火災報知設備の大元は “受信機” と呼ばれ、以下のような赤いプレートで “火災受信所” と標示された部屋に設置されています。❕(;´Д`)🚨
“火災” とランプが光っている事かと思いますが、落ち着いて現場を確認くださいませ。🔕💦
1. 主音響(本体の音)とベルの止め方
※以下の受信機の操作は機種によって異なります。
自動火災報知設備の感知器が作動した際、受信機本体から鳴る “主音響” と、各階や、半径25mごとに設置してあるベルが鳴動する “地区音響” の2種類の音が鳴り響きます。非火災であると断定できた後、この2つの音響を停止させて、落ち着いて次の手順に進んでいただきます。
2. 何番の警戒に火災表示が出ているかを確認して現場に向かう
受信機のそばに掲示してある “警戒区域図” と、受信機本体の火災表示を参考に非火災の信号が出ているエリアを確認して現場へ向かいます。
3. どの感知器が作動しているか、感知器本体の赤いランプ(確認灯)をみる
動画をご参照ください。
これは煙感知器の発報試験の様子ですが、熱感知器も同様に、作動した際に本体のランプが赤く点灯します。
感知器が誤って作動した場合も、この赤いランプ(確認灯)が点灯している可能性が高いです。
警戒区域にある感知器が多いと探すのに手間がかかる場合があるとは思いますが、これを発見していただけた場合、非常に解決に関する話は早いといえます。(・ω・)ノ♪
4. 専門業者に連絡
誤報の原因である感知器を特定できた場合は、速やかに普段からお世話になっている消防用設備点検業者に連絡して下さい。📞
ここからの解決策としての例を挙げますと……
- 感知器の種類を温度差感知(差動式)のものから、一定温度感知(定温式)のものに交換する。
- 感知器の場所を移動する(エアコンなどの熱源から遠ざける等)
- 雨などの影響を受けない箇所に感知器を移設する。
他にも、誤報の原因は様々あります。
自動火災報知設備の工事は基本的に甲種消防設備士4類の免状を持った有資格者が行うことになっていますので、無暗に触らないようにして下さい。🎫
コメントをお書きください
りゅう (水曜日, 25 1月 2017 21:49)
甲種4類の実技問題みたいw
今月15火に受験して結果待ちです
消防設備は能美防災のイメージが強く
青木防災さん知りませんでしたm(_ _)m
ごめんなさい
もう覚えました
管理人 (木曜日, 26 1月 2017 08:57)
>りゅうさん
コメントありがとうございます。
甲4の実技問題は職務中に使うような内容がほとんどであると思います!
試験合格していることを願っております(・ω・)ノ✨
能美防災さんとともに青木防災も覚えていただきまして感激です(ノД`)・゜・。
今後とも、りゅうさんよろしくお願いいたします。