“消防機関に通報する火災通報設備” は通称 “火通” と呼ばれる4類の消防設備です。📞(;´∀`)
今回は、その着工届を作成している火通の概要表に“M型発信機” という項目が目に留まりましたので紹介させていただきます。👀
“M型発信機” という代物、普段の点検や工事で一度も目にしたことがありませんでした。👷💦
それもそのはず、“M型発信機” はすでに現在、使用・設置されていないものであるようです。💔(´・ω・`)❕
続きに詳細を記していきます。……✍(´・ω・`)👌✨
M型発信機
概要表にM型発信機の項目
現在の火災通報装置の本体には、ボタンが設けられています。🔘
そのボタンを押すと消防署に電話がかかると共に、その建物の住所や名称などの情報が自動的に流れる仕様となっています。💬
従って、現在の火通にはすでに “発信機” の役割がある他、受話器で通話もできるため “M型発信機” は不要になったのではないかと考えられます。📞(´・ω・`)👌
M型発信機が担っていた役割
画像中の文章が示す通り、M型発信機は現在設置・使用されていません。📷✖
やはり、M型発信機は押すと、直で消防署に火災発生の信号が行く機構であるためであり、特に屋外型などは頻繁にイタズラなどによる誤報知があったからではないかと思われます。👿👿👿
発信機の絵が載っていますが、これは一般的な発信機の画像のもののようです。🎨
“昭和の消防設備” ともいわれているようで、現在見かけるのが難しいみたいです。…(´・ω・`)💔
その為、以下にM型発信機の画像とリンクを貼らせていただきます。📝
M型発信機ギャラリー
以下に、画像検索で引っかかった “M型発信機” の写真とリンクを載せさせていただきます。
“赤い色の電柱やった…” と社長が言っていた通りの真っ赤で、電柱の先端にはおそらく赤いランプが付いているという目立つデザインですね。|д゚)!!
“機知報災火” と逆から文字が書かれているという衝撃…。このM型発信機はおそらく飾りなのではないでしょうか。(;´Д`)💡
こちらは電柱の背が高いことに加えて、ベルが付いていますね。(・∀・)♪
隣の木製の掲示板みたいなのが古さを助長しています…。
欧米にもM型発信機のような消防に直通のものがあるようです。こちらが現役の設備であるかどうかは定かではないです…。(´・ω・`)
東京にある “消防博物館” というところに展示してあるようです。とても行きたいですココ。(^^)/
調べていたら出てきたので掲載させていただきます、国会議事堂の発信機です。|д゚)!!
『へ機知報の他は時ぬら鳴』という文言が何とも呑気ですね(´-`).。oO
まとめ
- M型発信機は “消防署に直通のボタン” であった。☎
- 昔はM型発信機が頻繁にイタズラで押されて、消防隊の方が無意味に駆けつけることになっていた。🚒
- 現在の火通にはすでに “発信機” の役割がある他、受話器で通話もできるため “M型発信機” は不要になっていた。✅
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感知器 (水曜日, 01 3月 2023 18:55)
突然の御質問失礼します
火災通報装置の設置届を作成してるのですが『発信機』の欄があります
これは何を示しているのでしょうか?
手動起動装置は別に欄があるので
手動起動装置ではないと思っています
宜しくお願いいたします