なぜ、落ちたか。
合格時に使用した参考書3冊
不合格時には “徹底研究2類消防設備士” の1冊しか使用していませんでした。📖💦
再度受験を試みた際に、“消防設備士試験2類模擬試験問題集” と “2類消防設備士 筆記×実技の突破研究” を買い足しました。💸笑
以下の3冊を使用して受験勉強すれば、合格できることを管理人が身をもって立証しております。安心してください。👙
なぜ、落ちたか。part.2
2類の泡消火設備は、実務でも携わる機会が限定されています。🔨(;´Д`)💦
なぜなら、泡消火設備の設置対象となる防火対象物が少ないからです。
✍(´-`).。oO(例えば…、、スプリンクラー設備等の水系設備であれば、(6)項ロ 福祉施設などでは延べ面積に関係なく設置されますね…。。)
以下に泡消火設備のある防火対象物について記していきます。✎
2類の試験でも基本的な箇所であり、必須の知識になります。
泡消火設備の設置を要する防火対象物
大惨事!泡消火設備の誤作動
飛行機の格納庫や、指定可燃物が指定数量の1000倍以上貯蔵してある箇所は、なかなか目にしないと考えられます。⛽💦
身近なところでは、大型店の立体駐車場などに泡消火設備がついていますね。💡
✍(´-`).。oO(次にお買い物に行った際は、、是非立駐の天井などを見上げてあげてください…。。)
そこには “フォームヘッド” と呼ばれる泡放出口がいらっしゃることでしょう。👀❕
泡ヘッドの種類
泡ヘッドは2種類あります。👓✨
この “低発泡” というのは、膨張比が20以下の泡を指します。👅
膨張比が80以上1000未満の泡は “高発泡” と呼ばれます。📣
泡ヘッドの放射量
“固定式の泡消火設備” の泡ヘッドの放射量は、表の設置基準に基づいて防火対象物またはその部分の区分及び泡消火薬剤の種別に応じた数量の割合で計算した量の泡水溶液を放射できるように設けなければなりません。📝
✍(´-`).。oO(“フォーム・ウォータースプリンクラーヘッド” は泡水兼用型で、、“フォームヘッド” は泡の放射のみに利用されます…。。)
移動式の泡消火設備
また、“移動式の泡消火設備” が認められる場所もあります。
防火対象物の関係者が安全に初期消火でき、かつ安全に避難できる場所となっています。
具体的には、道路の用に供する部分の、防火対象物の屋上部分に設けられた道路や、駐車場などの部分の外気に開放された部分や、天井部分の開口大きい場合などがあります。
なぜなら、移動式は手動による消火である為、消火場所で煙を吸い込むことによる被害が懸念されるからです。
膨張比による種別と泡水溶液放出量
続いて、“高発泡用泡放出口” について記していきます。
高発泡用は、“全域放出方式” と “局所放出方式” があります。
“全域放出方式” は、防護対象物のうち床面からの高さが5mを超える場所に設ける高発泡用泡放出口を用いる場合に適用しなければなりません。
(´-`).。oO(できるだけ、、泡を出す箇所は少なくしたいですよね…。)
それ以外は “局所放出方式” で構わないということです。
この<局所>についてですが、防護対象物が相互に隣接し、延焼のおそれのある範囲内の防護対象物を一つの防護対象物とするとのことです。
ここで、「延焼のおそれのある」とは、不燃材料で区画されたもの又は3m以上離れているもの以外のものを指します。
泡水溶液放出量は、冠泡体積(当該床面から防護対象物の最高位より0.5m高い位置までの体積)の量を放出できるように設けることとされています。
泡放出口は、一つの防護区画の床面積500㎡ごとに1個以上、防護対象物の最高位より上部の位置となるように設ける必要があります。
泡水溶液を作るのに必要な水源の水量
水源の水量は、“低発泡” と “高発泡” 泡放出口で分類されます。
“高発泡用泡放出口” の場合は、全域放出方式と局所放出方式で異なります。
全域放出方式は、床面積が最大となる防護区画の冠泡体積1㎥につき、以下の表の数値を乗じて得た量以上の量とします。
局所放出方式では、床面積が最大となる放出区域に以下の表からQfを選び、計算式に代入して得られた必要泡水溶液放出量を、20分間放出することができる量以上とします。
プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式は、泡消火薬剤を専用ポンプで混合器 へ圧送して比例混合させます。
〔計算式〕QF=S×Qf
QF: 必要泡水溶液放出量(ℓ /min)
S: 防護面積(当該防護対象物を外周線(防護対象物の最高位の高さ の3倍の数値又は1mのうちいずれか大なる数値を当該防護対象物 の各部分からそれぞれ水平に延長した線。)で包含 した部分の面積(㎡))
Qf: 表に示す防護対象物の区分に応じた数値 (ℓ /min・㎡)
絶対出る!泡消火薬剤混合装置
泡と水を混ぜて、消火用の泡水溶液を作る混合方式は “4種類” に分類することができます。そのプロポーショナーの使い方による方式を、分けて図と共に解説します。🎤
甲種2類消防設備士の試験でも製図の単元でこれを描くことや、分類ごとの違いを述べるような出題もありました。✎
⚠つまり、ここはテストに出るような重要な箇所であると言えます。
また、以下に頻出する単語 “プロポーショナー(PROPORTIONER)” とはエアーフォームの水溶液をつくる比例混合器のことを指します。💡
✍(´-`).。oO(ポンプで加圧された水と消火原液を自動的に一定比率で混合させる装置が比例混合器です…。。)
プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式
プレッシャー・サイド・プロポーショナー方式では、送水管系統の途中に圧入器が設けられており、ここへ泡消火薬剤をポンプで圧送します。
混合器を通過する流量に応じ、泡消火薬剤が一定の濃度を保つように等圧弁で流量を調整します。
なお、送液量をコントロールする方式には、混合器への送液配管の途中に設置する「絞り方式」と、コントロール弁を加圧送液装置の逃がし配管の途中に設置する「逃がし方式」があります。
■特長
- 水量に変化があっても、指定濃度の泡消火薬剤を自動的に比例混合するため、操作はきわめて簡単。
- 原液ポンプで泡消火薬剤を水の配管に圧入するため、多量の泡を連続的に作ることができる。
プレッシャー・プロポーショナー方式
✌(´-`).。oO(圧送式と圧入式があります…。。)
圧送式
プレッシャー・プロポーショナー方式は、加圧送水装置と泡放出口の間に配管で連結されたエダクター(混合器)があります。💡
このエダクター(混合器)と原液タンクを接続します。🚛
そして、加圧送水装置から送られた圧力水の圧力(ベンチュリー作用により流水中に泡消火薬剤を吸い込む )を利用して、原液タンク内の泡消火薬剤を水と置換します。♲
その後、エダクターに送り出して水と混合させる方式です。🍼
圧入式
■特長
- 簡単なバルブ操作で確実に使用できる。
- 原液タンク内に圧入される水は静かに圧入されるので、泡消火薬剤が攪拌発泡する恐れがない。
- 所定の水量・水圧があれば、ポンプを使用しなくても消火栓などで十分効果的に使える。
これらの方式は、加圧送水装置からの送水圧力が変化しても、吸い込まれる泡消火薬剤の量は自動的に調整されて比例混合できるので、常に所定の比率が保てます。👀❕
ポンプ・プロポーショナー方式
✍(´-`).。oO(ポンプ・プロポーショナー方式は機構が簡単で経済的なことから多く採用されています…。。)
ポンプ・プロポーショナー方式は、加圧送水装置の吸込側と吐出側の間にバイパスを設け、バイパスの中間にエダクター(混合器)を組み込みます。🗻
ポンプの吐出側から加圧された送水の一部をバイパスに送り込み、ベンチュリー効果を利用してメタリングバルブで調整した一定量のエアーフォーム原液をエダクターで吸収します。🍼
吸収されたエアーフォーム原液は、ポンプの吸収側に送り込まれ、比例混合されます。
この方法は、加圧送水装置の吸込側の水頭(ヘッド)がゼロまたはマイナスの場合に使用できます。
■特長
- メタリングバルブの操作で自由にエアーフォーム原液の吸込量が調整できる。
- ポンプの揚程計算で、プロポーショナーによる圧力損失を計算する必要がない。
ライン・プロポーショナー方式
ライン・プロポーショナー方式は、消火栓または加圧送水装置とエアーフォームノズルとの間に、ホースなどで接続したライン・プロポーショナー(吸込器)を組み込み、 ベンチュリー効果のみによって泡消火薬剤を流水中に吸収させます。🗼
指定濃度の泡水溶液として送水管によりヘッド、 ノズル等に送り、空気を吸い込んで泡を発生させます。
泡消火薬剤は3%型・6%型および耐アルコール用のいずれでも使用可能です。
また、界面活性剤系の泡消火薬剤も使用することができます。
泡消火薬剤の吸収に用いる吸引管には、3%型・6%型切替えコックが付いています。
(´-`).。oO(ただし、入口圧力は0.7MPa以上必要…。。)
混合装置の設置場所
設置場所は、屋内消火栓設備に準じた場所とすることとされています。💡
ただし、泡消火薬剤及び水を混合さ せる部分に用いるベンチュリー管等の機器(混合器)又は泡消火薬剤及び水を混合させる部分の配管結合は、放射区域を受け持つ一斉開放弁の直近に設けなければなりません。(一斉開放弁までの配管内に規定 濃度の泡水溶液を常時充水する配管設備とする場合を除く。)
また、起動装置の作動から泡放出口の泡水溶液の放射までに要する時間は、おおむね1分以内であることが定められています。⏰
固定泡の放出方式2つ
💯(´-`).。oO(これ、、2回とも出題されたから多分めっちゃ出るやつやで…。。)
参考:深田工業㈱
ブロアー型方式
アスピレータ型方式
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まとめ
- 泡と水を混ぜて、消火用の泡水溶液を作る混合方式は “4種類” に分類できるが、甲種2類消防設備士の試験でも製図の単元でこれを描くことや、分類ごとの違いを述べるような出題もあり、テストに出るような重要な箇所であると言えた。✅
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Jose Lorence (金曜日, 03 2月 2017 05:29)
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Lesli Cowgill (金曜日, 03 2月 2017 22:15)
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