防火設備定期調査
以前までは建築設備定期検査の中に防火戸・防火シャッターの点検も含まれていました。💡(;´・ω・)
しかし、法改正により防火設備のみの点検として防火設備調査員資格者という新たな有資格者が点検することとなりました。✅
※消防用設備点検・報告とは、別の点検制度です。🚒✖🚪
その為、防火設備が正しく動くかを別で点検して、消防用設備点検と防火設備定期検査の両方の報告が必要となります。📝(;´∀`)
詳しくは “防火設備定期調査” ページをご参照ください。
以下に、実際の防火戸と防火シャッター点検・試験の様子を、動画・写真と共に記していきます。📷✍(´-`).。oO✨
防火戸の試験
以下に、防火戸の試験の様子を撮影したものを貼っておきますのでご覧ください。🎥✨
(´-`).。oO(短い動画ですが、雰囲気は伝わりやすいかなと…。。)💡
煙感知器3種作動~防火戸連動
2枚開きの防火戸連動試験中
【解説】
片側に2つ折りの防火戸が収納されている場合の、防火戸連動試験の様子です。🎦
(´-`).。oO(防火戸は左右両側から観音開きならぬ “観音閉じ” のケースが多いです‥。。)🏯
時間差で “パタッ、パタッ。” と2つ折りの防火戸が閉鎖していく様子を動画にてご覧いただければ幾分分かりやすいかと思います。
また、動画中で “ピー、ピー” と音が鳴っていますが、これはエレベーター前の “防火シャッター” も同時に連動しており、その音響が入っているだけです。🎸(;´∀`)💦
防火シャッターの作動試験
①煙感知器を作動
防排煙設備は、防火戸だけでなく、防火シャッターも近くの煙感知器が作動することにより連動して動作します。⚡
作動試験時には、実際に煙感知器を作動させます。📝(;´∀`)
この時、必ず防火シャッターや防火戸の動作位置に人がいないこと・物がないことに注意し、確認します。❕
また、煙感知器を作動させた後、こちらのタイミングで連動させるために受信機の連動停止スイッチを事前に押しておきます。🔘
防排煙設備に用いられる煙感知器は“3種”といい、誤報が起こりにくいように感度が通常のものよりも低くなっています。
※中央に赤い丸印があるものが、防排煙用。
②受信機にて連動
自動火災報知設備の受信機の下部の黄色い窓の方が、防排煙設備の警戒となります。🔔(;´∀`)❕
作動した煙感知器、シャッターなどの位置は、受信機で確認できる。火災時にはこの階には逃げない!
防排煙のマーク拡大図。💡
(´-`).。oO(煙を閉じ込める様子がわかりやすいですね…。。)🚭
③現地動作と復旧
防火シャッターが、実際に降りてきたか確認します。
(´-`).。oO(防火シャッターによっては “遅延時間” というものがあり、すぐには降りてこないものもあります……。)💔
シャッターを電動で開閉するボタン。🔘
チェーンで手動で巻き上げなければならないという、業者泣かせの代物も結構あります。(;´∀`)💦💦笑
(´-`).。oO(腕がやられます…。。)
その他
感知器連動防火ダンパー
まとめ
- 法改正により防火設備のみの点検として防火設備調査員資格者という新たな有資格者が点検することとなっていた。🏫💦
- 点検の様子を、動画・写真とともに見ることで雰囲気が伝わってきた。🎥♬
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