【📖目次】
【🔍よく分かる解説】
①・② 消防法令と建築基準法令‥建築基準法第2条第3号にて建築設備の定義は、「建築物に設ける電気、ガス、給水、排水、換気、暖房、冷房、消火、排煙若しくは汚物処理の設備又は煙突、昇降機若しくは避雷針をいう」とされている。しかし、建築基準法第35条に「消火栓、スプリンクラー、貯水槽その他の消火設備」と例示され、建築基準法第36条において消火設備に関しての必要な技術的基準は政令で定めるとされているにもかかわらず、建築基準法施行令には、消火設備に関する基準は定められていない(スプリンクラー設備などは、防火区画や内装制限の緩和条件のみ規定されている。)。したがって、消火設備は、建築設備に含まれる。よって正しい。
これらの消火設備についての技術基準は、消防法令において規定されている。消防法第17条において政令で定める消防の用に供する設備は政令で定める技術上の基準に従って設置し、及び維持しなければならないと規定されており、消防法施行令で具体的に定められている。よって正しい。
③正しい。
④火災時の避難や消防活動上、重要な役割を担う非常用照明や消防隊進入口、非常用エレベーターなどは、建築基準法令において規定されている。よって誤り。
⑤建築基準法令の概要
建築基準法第一条にて「建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする」とされており、構造耐力上、防火上等の性能や建築環境の確保のための最低基準が定められている。
建基法には、個々の建築物に対する「単体規定」と、建築物の集団・街区に対する「集団規定」がある。特に、単体規定においては、個々の建築物の構造、耐震性や防火その他の防災性について規定されている。また、建築物に付随する建築設備についてもすべて定めている。よって正しい。
A. ④
【🔍よく分かる解説】
①消防法第9条により、正しい。
②建築基準法第35条の2により、正しい。
③正しい。
④消防法施行令第26条、消防法施行規則第28条の3、建築基準法施行令第126条の5により、誤り。
⑤建築基準法施行令第123条により、正しい。
A. ④
「防火対象物」とは、山林又は舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物若しくはこれらに属する物をいう。
「消防対象物」とは、山林又は舟車、船きょ若しくはふ頭に繋留された船舶、建築物その他の工作物又は物件をいう。
【🔍よく分かる解説】
①防火対象物は、すべて消防対象物となることから、正しい。
② 設問のとおりで、正しい。
③設問のとおりで、正しい。
④正しい。
⑤従前は設問の様に解釈されていたが、消防法第4条及び消防法第4条の2において「防火対象物」が「消防対象物」に改正され、予防行政に関する規定においても一部に「消防対象物」という用語が用いられるようになった。よって誤り。
A. ⑤
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法施行令第一条第1号の規定で、正しい。
②正しい。
③建築基準法施行令第一条第2号の規定で、誤り。
④建築基準法施行令第一条第3号の規定で、正しい。
⑤建築基準法施行令第一条第4号の規定で、正しい。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法施行令第一条第2号の規定で、正しい。
②正しい。
③建築基準法第二条第13号の規定で、誤り。
④建築基準法第二条第8号の規定で、正しい。
⑤建築基準法第二条第2号の規定で、正しい。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①正しい。
②建築基準法第二条第8号の規定で、正しい。
③建築基準法第二条第4号の規定で、正しい。
④建築基準法施行令第一条第2号で「地階」とは、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの3分の1以上のものと規定されている。よって誤り。
⑤建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
A. ④
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第1号の規定で、誤り。
②建築基準法第二条第4号の規定で、正しい。
③建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
④建築基準法第二条第9号の規定で、正しい。
⑤正しい。
A. ①
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第3号の規定で、正しい。
②建築基準法第二条第4号の規定で、正しい。
③建築基準法第二条第5号にて、「主要構造部」は、壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、建築物の構造上重要でない間仕切壁、間柱、付け柱、揚げ床、最下階の床、回り舞台の床、小ばり、ひさし、局部的な小階段、屋外階段その他これらに類する建築物の部分を除くものと規定されている。よって誤り。
④建築基準法第二条第7号の規定で、正しい。
⑤ 正しい。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
②建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
③建築基準法第二条第6号で「延べ面積の合計が500㎡以内の建築物は、一の建築物」とみなして、延焼のおそれのある部分かどうかについて、規定を適用することと規定されている。よって正しい。
④建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
⑤建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
②建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
③建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
④建築基準法第二条第6号にて「1階にあっては3m以下、2階以上の階にあっては5m以下」(※ただし、防火上有効な公園、広場、川等の空地若しくは水面又は耐火構造の壁その他これらに類するものに面する部分は除く)と規定されている。よって正しい。
⑤建築基準法第二条第6号の規定で、誤り。
A. ④
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
②建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
③建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
④建築基準法第二条第5号の規定で、正しい。
⑤建築基準法第二条第5号の規定で、建築物の構造上重要でない間仕切壁、間柱及び付け柱、揚げ床、最下階の床、回り舞台の床、小ばり、ひさし、局部的な小階段及び屋外階段その他これらに類する建築物の部分を除くと規定されている。よって「基礎及び基礎杭」は、主要構造部に含まれていないので、誤り。
A. ⑤
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第1号の規定で、正しい。
②建築基準法第二条第2号の規定で、正しい。
③正しい。
④建築基準法第二条第5号の規定で、誤り。
⑤建築基準法第二条第9号及び建築基準法施行令第108条の2の規定で、正しい。
A. ④
【🔍よく分かる解説】
①建築基準法第二条第2号にて、特殊建築物には危険物の貯蔵場も含まれる旨が規定されている。よって誤り。
②建築基準法第二条第3号の規定で、正しい。
③建築基準法第二条第6号の規定で、正しい。
④正しい。
⑤建築基準法第二条第8号の規定で、正しい。
A. ③
【🔍よく分かる解説】
①正しい。
②建築基準法第二条第1号で建築物には、建築設備を含むものと規定されている。よって誤り。
③建築基準法第二条第3号の規定で、正しい。
④建築基準法第二条第4号の規定で、正しい。
⑤建築基準法第二条第9号の規定で、正しい。
A. ②